記事一覧

図画工作

ちょっと色々と、図画工作をしてた。
(-_-)

広まれば広まる程もう使えない。

相手に手の内を教えてしまったら、もうその手の内って言うのは、使えなくなるのは当たり前の話で。

だって、相手だって、それに対する対策をとる様になるわけで。

アホじゃ無ければ、そんなのいちいち教えられなくても、誰でも分かる話なわけで。

それと同じで、手の内とかが、広まれば広まっただけ、その手の内は一般化されて行くわけで。

ってコトは、それはその時点で既に、もう手の内とかではなくて、一般常識ってモノになり下がってしまうわけで。

一般常識化してしまったものは、調べる側だけじゃなく、調べられる側にとっても、常識の範囲内の事となってしまってるわけだから、もう…調査にはそのやり方も道具も、使えなくなってしまってるってこと。

調査ってさ、知られてしまった時点で、もう…それは既に終わってしまってるってコトなんだよね。

一般的になり下がってしまったり、手の内が明かされてしまった時点で、もうそれは既に、過去のモノとなってしまうのさ。

しかも、新たな手の内や道具や方法ってのは、そうそう簡単に出来るものでもなければ、簡単には生まれないモノで。

だからこそ、折角の手の内は、慎重に、大切に使わなきゃならないわけさ。

軽々しく扱ったり消費してはダメなんだよね。

イタチゴッコをやってて…いつかは、尽きてしまうコトはあるのさ。

で、尽きてしまったらもうお終い。

だから…とにかく、手の内ってモノには、限度もあれば、限界もあるからこそ、大切にしないといけない。

ってかさ、色んな人たち見てて。
特に最近、手の内を簡単に、安易に消費をしまくる人たちが増えてる。

これでは、新たな手の内が出来てもすぐに、もう使えなくなってしまう感じなわけでさ。

これではいくら新たな手の内が出来たとしても、全く追いつかないよね。

って言うか、目先の自分の損得や評価のことばかりを気にしすぎることばかりで。

もっと広い視野を持って考えて…その手の内の消費の仕方ってモノは、かなりもったいないコトをしてないのかな?

とか、考えたりしないといけないと思うんだよね。

特にさ、最近、問い合わせや相談してくる人たちの多くが、沢山の手の内をもったいない使い方してしまった後、どーしようもなくなって…。

そーなってから相談や依頼してくる人が多い。

でも、その人たちは既に、いくつも手の内を、自ら消費しまくった後なわけで。

一旦、相手に対してオープンにしてしまったり、一般化されてしまった後なわけで。

こうなってしまった後では、いくら探偵であったとしても、もうほぼ…手出し自体が不能なわけで。

だって、手の内を明かされた状態で、同じ手の内をバレずに…ってのは、無理だし。

しかも、あれこれやりまくってる人たちほど、何らかの他の手の内に関連してしまうような事までも、出来なくしてしまってる人たちがほとんどだし。

こうなってしまってからでは、もう…どーしようもないね。

それでも何とかやりようもなくもないけど。

まぁほぼ、通常よりは、コストは覚悟してもらわなきゃならない。

ここんとこ、色々あちこちの同業者たちと話してると、こんな感じになり果ててしまってる人たちからの問い合わせが、以前書いた時よりも、また更に、増えてるようで。

だから、どこの探偵事務所も、問い合わせがあっても、依頼となる割合は、どんどん減ってるみたい。

ほとんどのケースが、2者択一状態らしい。

「こうなってしまった後なので…通常よりも、調査費用がかかるけど、それでも良いですか?」

「それとも…諦めますか?」

って感じになる人が増えてる。

だからね、問い合わせや相談に対しての依頼となる…受件率は、あちこちの探偵事務所の人たちと話してると、物凄く下がってるみたいらしいよ。

何とか、なるべく安くやってあげたいと思っても、どーにもならない部分も多いわけで。

それらの原因の一つは、手の内のオープン化や一般化ってのもあると思う。

って言うか、軽く思って消費しまくってるってるコトがあると思うんだ。

先日相談してきた人は、ネットで調べて、ある方法で自分なりに調査をしようと思ってやったんだとさ。

だけど…その方法は、一般化されてしまってた為に、調査対象も知ってる方法。
って言うか、一般常識となり下がってしまってた方法。

当然…ダメだよね。

ってか、ダメどころじゃない。

「あっ、こいつ、今疑ってるんだな。こんな風に調べようとしてるんだな。」

って、あらためて、対象に「疑ってるコト」「調査のやり方」を、教えてあげることとなってしまった。
対象に対し、あらためて認識させることとなってしまった。

ある意味、調べるどころか、

「気をけなさい!」

と、教えてあげることになった。

ってコトだよね?

もうこの時点で…この手の内は、誰がやろうが、もう一切使えなくなってしまった。

ってコトだよね。

この手の内の応用編のやり方や、別のモノに変えるとか、人を変えるとか…。

それら、亜種や亜流のやり方やモノから人から、狙い方から…すべて、もう…無理なんだよね。

あのさ。
そー言う人たちって言うのは、おそらく、自分だけの視点や、目線でしか、判断して無かったから、そーなってしまってる現状があると思うんだ。

僕はね、いつも掲示板とかでさんざん書いてると思うんだ。

「常に、相手や周りの視点に立って考えてみるとか、この後の展開…後々の展開についてまでも考えてみて、それで、今行おうと思ってるコトは、イイ判断なのか間違った判断であるのか、少しでもイイから考えるってコトをしないとダメだよ。」

ってな感じのコトを書いてると思うんだ。

2,3日前も、誰かに話したと思うんだ。

「いったん立ち止まって、逆の立場に立って考えてみて、自分のやろうとしてるコトは、どう見えるのか…ちょっと考えてみて。
そして、今まで自分がやってきたことは、逆の立場に立って考えた場合、どこかおかしなことをしてなかったのか、考えてみて。
そしたら、多分、何故今このような状況になってしまったのかの原因も見えてくるだろうし、これからどーしたらいいのかも見えてくるはずだよ。」

って言ったんだ。

まあほとんど、みんな、考え始めた途端、いきなり後悔しだして、嘆きだすけどさ。

でも、同時に、嘆いてばかりいても仕方ないわけで。

「これからどーしたらいいのかも見えてくるはずだよ。」

って言ったように、今後、どーすべきかについて考えなきゃ、逆の立場に立って考えた意味無いわけでさ。

でも、もう。一旦、オープン化されてしまった手の内ってのは、再度…クローズさせることは出来ないわけで。

一旦、開けてしまったモノは、もう…二度とは、ふさげないからね…。

良かれと思ったり、感情的になってのことや、安易に考えての結果としてのオープン化なのかもしれないけど。

でも…冷静になって考えれば分かると思うんだ。

世の中には、調べようと思う人と同様に、調べられたくないとか、調べられないように阻止したいって考える人たちもいるわけで。

一旦、手の内は、公開されてしまった時点で、調べようと思ってる人の目に入るのと同時に、その逆の立場に立つ人たちの目にも入ってしまってるってこと。

その時点で、もうそれはそれで…終わりなんだよね。

それらの手の内を、誰かが軽々しく扱った時点で、世の中で、その手の内を使って、何とかしようと考える人たちすべての人たちにも影響することにもなり、同時に、その人たちも、同様に…手の内を一つ失うこととなるんだよね。

一人の誰かの、軽々しく考えたことが原因で、その他多数の人たちが、影響されたり、手の内を一つ失うことになってしまうってこと。

まぁそこまでの想像力や責任とかって、考えたりすることが出来ないから、逆に軽々しく扱ってしまったりしてるんだと思うんだろうけど。

逆に、その場的には、「良かれ」と思ってのコトかもだけど。

でも同時に、その後の大多数の人たちにとっては…マイナスな効果が大きくなることにも…。

って…想像がさぁ…。

ってか、ネットで、公開されてしまってる時点で、それらの方法は既に…一般常識化されてしまってるわけで。
ってか、そうなり下がってしまってるわけで。

そんな成り下がってしまってる手の内ってのを、またあえて行うってコトは、ほぼ、自ら、自爆死に行くのと同じ。

相手もろともの自爆であるならまだいいが、ほぼ、自分だけの自爆で終ってるって感じ。9割方がね。

これじゃぁ…ダメだよね…。