昨日、「いかがなもの会」って番組を観てて。
「ゴーストライター問題って、別に、音楽や出版業界に限った話じゃないな。」
て、ふと。
(-.-)
建設等の委託や下請けとかがある業界や、依頼者達と話してると、弁護士や税理士等のとかの話も。
当然、僕ら探偵業界やもね。
みんな、頼んだとこや頼んだ人自身がやってくれてると思って、頼んだりしてるつもり。
が、実際には…
別の人や別の会社に、任せたり、丸投げしてたり。
が、しかし表向きは、頼んだ人や頼んだ会社の名前で、報告されたり公表されたり。
他の都道府県は知らないが、愛知県の場合、探偵業務を他社に部分的であれ委託とかがあれば、契約書に委託先の業社名を記入したりして、依頼者に公表しなくちゃならないと、愛知県警の探偵業法に関しての主催の説明会で、
「こう言う感じの項目を作ってやって下さい。」
と、ワザワザ説明までして。
が、実際には、あちこちの同業者や他社に依頼者経験のある人達と話をしたりすると、明らかに業務委託を最初からするつもりで、契約書を交わしていても、
「当社独自で調査を…」
って。
てか、業界内では、独自調査してない事で有名な探偵事務所であっても、最後まで業務委託してる事実を隠してるし。
別に大手などに限った話でもなく。
個人事務所であってもね。
自分で調査をしてると言ったり、そう見せたりしてて…実際には自分では行って無いってのも、よくある話。
例えば…
僕、いくつかの個人事務所の仕事を手伝ったりも?
で、依頼者が現場に現れそうな案件だったり、現れそうな時間帯だけ、現場に来て、自分も調査をしてる振りをして、また帰るとか。
難しそうな場面や大変そうなポジションは自分ではやらず、簡単なとこや楽なのを自分がやり…
で、報告の際は、全部自分がやったことにしたり、大変なのを自分が、担当したと。
別に大手などとかの話でもなく、中小個人事務所であっても、他人の手柄を自分の手柄として、報告したり公表したり。
そー言うのはよくある話だよね。
基本的に、そもそも、顔などを公開してる人達が、調査が出来るわけないし。
やってるわけないし。
また、素人には分からないかも知れないが、僕らなら…
話してれば、何と無く…口だけで現場経験値がイマイチとかは、分かるよね?
まぁ話は戻って。
他の業種は知らないが。
僕らの業界は、依頼者や元請けとの間に、守秘義務契約があるわけで。
で、他の業界との違いとして、そもそも業務内容以前に、どこと取引したことがあるとか、誰から(どこから)頼まれて仕事をしたことがある。
て言うことすら話したらダメなわけね。
しかし頼んだ方は、話すのがダメとかは無いわけで。
てことは、一般にしろ、元請け業者にしろ、自分達の都合の良いように…言いたい放題。
それが間違ってるって事を知ってても、反論権は無いからね。
例えば…
とある業界内の集まりだか講演会的なので、ある探偵事務所の人が、
「以前、こんな調査依頼を受けて、こんな感じに調査をしてねー。」
って言う体験談を話してたの。
で、その話を聞いてて…ふと、一緒にいた同業者の仲間と、
「あれ?あの話…僕らが、あそこから頼まれてやった案件ぽい気がしない?」
て。
やっぱり、そいつも、聞いてて思ったらしい。
「あれさ、俺らがメチャクチャ苦労してやってた案件だよね?」
て。
が、当然、僕らには…何も言うことは出来ないわけで。
兎に角、そんなのは、音楽や出版業界だけの話ではなく、どこの業界にでもある話だな。
同じだな。
て、ふと。
そー考えると、どこにでもある話だよね?
て。
別に顔出しをしてない業者の人であっても、こう言うのはあるわけで。
て考えれば、顔出しをして足り、有名な…とか、講演みたいな事をしてる人達なんて、よくよく考えたら、実務をやってる暇あるん?
とかとか。
そー考えると、どこの業界にも、ゴーストは、当たり前のように。
まぁそー考えると、さほどの話でも。
と、ふと。
(-.-)