えー、あれから、何とか、自力で車があるとこまでたどり着いた。
思った通り、車は動かせない。
駐車場は開いてなかったからさ。
まぁ駐車場が開いてたとしても、動かす気も無かったんだけどね。
そこまでの気力とかが無かったんでさ。
何がしたかったのかって言うと…とにかく寝たかったのさ。
横になりたかったわけさ。
で、車の中で、いざって時の為の毛布とかを探し出して、それにくるまって寝てた。
何時間か、車の中で寝てた…ってか、気がつきゃ辺りは明るくなってた。
ってか、おもっきし明るかった。
当然、車も動かせる状態に。
で、そこで車を動かして…何とか家までたどり着いたって感じですわ。
やっぱ、車の中って、寝にくかったんで、家に着いた途端、また寝たよ。
ってか、ふとね、調査が終わって、気がつけば…車が駐車場内に閉じ込められてしまってて、どーにも帰れなくなって…。
って言った案件、過去いくつかあったことを思い出した。
そん時も、諦めて、そのまま車ん中で寝たりしてたんだけどさ。
とある案件何で、その後また引き続き調査でさ。
で、そのまま調査をやって、当然前日と同様の状況に。
またそのまま車ごと駐車場に閉じ込められてしまい、諦めモードで、車の中で寝た。
で、気がつけば、2,3日、そんな状況でさ。
調査が終わった後、さすがに体を壊して、数日家で寝込んだっけかな?
あれは確か…冬だったからね…。
たまぁに、あるんだよね…。
そー言う案件とかってさ。
依頼者は、調査が終わって帰宅してると思ってるんだと思うけど。
実際には、駐車場に閉じ込められてて、駐車場内で、一人、途方に暮れてたりってコトとかってね。
まぁそんな感じで、過去の閉じ込められてしまって、そのまま身動きできずに、諦めつつも、途方に暮れてしまってたいくつかの案件について、思いだしてた。
それぞれの案件の依頼者たちって、あれからどーしてるんかね?
って、ふと、そのコトについても思ったりもしたりしてた…。