先日、協会の教育研修会で、色々な話をしてた中で、
「そもそも個人情報保護法って…」
って言う話になったのさ。
色んなトコで、色んな場面で、色んな人たちが、何かって言うと、
「それって個人情報保護法が…」
「それについては個人情報保護法で…」
って発言したりしてるのを、誰もが耳にしてると思うんだけど。
でもさ、そもそも…
「個人情報の保護に関する法律(略称:個人情報保護法)」
って、どんな法律だっけ?
って言う話に。要するに、wikiやあちこちの解釈や運用基準のを読むと…
個人情報保護法および同施行令により、5,000件以上の個人情報を個人情報データベース等として所持し事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされ、個人情報取扱事業者が主務大臣への報告やそれに伴う改善措置に従わない等の適切な対処を行わなかった場合は、事業者に対して刑事罰が科される。
個人情報等データベースを事業の用に供する者で、国、地方公共団体、独立行政法人等、地方独立行政法人(行政機関個人情報保護法等の適用を受ける)や、取扱う個人情報(市販の電話帳やカーナビの住所情報等は除く)が過去6か月以内のいずれの時点においても5000人[2]を超えない事業者を除く者を指す(2条3項、施行令2条)。
したがって、事業者には営利法人のみならず非営利法人も該当するが、一般の個人については原則として対象とならない(ただし、個人事業主等でこの定義に当てはまる者は当然、本法の対象となる)。
ってなコトが書かれてるのさ。
ってか…要するに、いつの間にか、ほとんどの人達ってのは、勝手に拡大解釈してしまってたり、勝手に誤解しまくってたりして…
何かって言うと、
「個人情報保護法が…」
って言葉さえ出せば、世の中通ると思い込んでるし、実際、言われた方もそうだって思いこんでるし…
みたいな?
とにかく、法律の趣旨とかから、変わって使われ方を、みんながみんな、自分勝手に使ってる…
みたいな?
まぁそんな感じだわね。
ちなみに、個人の情報を5,000件以上集まってる状態の…データベース化されてるのって…
よっぽどの量だよ。
ちなみに、フツーの企業とか探偵事務所でも、そんな大量の個人情報なんて持ってるなんて…凄い事だと思うよ。
他業種は知らないが、常識的に考えて…僕らの業界で言えば、無いと思う。
例え、依頼者たち…顧客名簿ってモノを作ったとして。
まぁウチは、そもそもそんなモノを作って無いけど。
5,000人の依頼人…そんなの、いないよ。
ウチ…10年超えてるけど、そうであっても、依頼者…3桁だよ。
4桁って…相当な数だよ。
10年で5千件。
1年で5百件。
1日…1件以上…契約して、現場に出て、報告をまとめて、報告して…。
誰がどー考えても、無理でしょ?
1件につき、それなりに手間と日数を使うんだよ。実際には。
調査って、そんな安易なもんじゃないから。
じゃぁ手分けしてやってれば…
それでも、結構…実際キツイよ。
ちゃんとした調査や、ちゃんとした報告や、ちゃんとした…対応などをしようと思えばね。
ってか…調査そのものが…1日で終わるモノばっかり???
って考えれば、誰がどー考えても、無理が結構あるのね。
って考えれば、僕らの業界の場合、この法律の事業者に該当する探偵事務所って…どうなん?
こう言った点で言っても、ちと違うよね?
法律に書かれた事とかを考えたら。
ってか…一般の人達…一般の国民で、こんな5千件以上のデータベースを持ってる人…周りに居ます?
僕の周りでは、ほぼ聞いたこと無いよね?
って考えれば、何かって言えば、個人情報保護法が、どーとか話をやたらとする人達っているけど。
そー考えれば…そもそも、条文を読んで無い人達の、勝手な解釈や勘違いが、一人歩きをしすぎて…
おかしなことになってしまってる…みたいな?
まぁそんな感じだよね?
って言うか…結構真面目に、教育研修ってもんをやってるって感じでしょ?
(^^;)
一応…探偵業法では、ちゃんと教育研修をやるって事が定められてるのね。
それを…ちゃんとやってる探偵事務所もあれば、ちゃんとやって無い探偵事務所もある…(?)
ってか、そっちの方が、重要とちゃう?