『歴史秘話ヒストリア』で宮本武蔵がやってて、
「そーなんだよ。つくづく、そーなんだよねー。」
て思いながら観てた。
(-_-)
ってかさ、いつもここで散々書いてるコトだし、相談とか問い合わせして来た人たちに、言ってる事なんだよね。
それと同じような事を、宮本武蔵が言ってんだって。
「急ぐことよりも、タイミングを見極めることが大事。」
とか、
「結果に繋がらない努力は無駄だからしちゃダメ!」
だったり、
「敵の意表をついて、1度試してダメなら、2度目を。それでもダメなら全く別の方法を…」
とかとか。
ってか、ごくごく当たり前のことなんだよ。
要は、探偵使う使わないは別として。
調査にお金や労力や時間を結果として費やしてしまってる人たちってのは、そー言ったコトが全くできてないって事。
相手に対して、意表を突くどころか、相手に調査のヒントを与えてしまってるとか、教えてあげてる人…とかいるし。
マジで、いるのよ!
「あなたを、こういう方法で調べてます!」
「いついつは、あなたのコト監視してますから!」
って、対象に調査方法言ったり、過去どうやって調べてきてて、今はどこまでを知ってるんだって事を、宣言したり、中間報告しちゃってる人って…意外と最近多いのさ。
また、
「いくらその方法繰り返しても無駄だって…」
って事を、何度も何度も、繰り返しやり続ける人もいるけどさ。
正面からダメなら、別角度から…ってフツーの人は考えるハズ。
でも、予算の都合なのか意地なのか…何だか知らないけど、同じ事を繰り返し続けるだけの人も、多い。
タイミングを見極めるって事をして行えば逆に安上がりなのに、あせりすぎて、かえってドッチラケにしてしまう人も多い。
で…思った。
宮本武蔵の『五輪の書』を読んでから、調査を自分なりにするなり、探偵雇うなりをした方が…かえって急がば回れでいいんじゃ?
って人が、つくづく増えてるなぁ…ってね。
(-_-)
戦術や戦法や、技術や道具がどーとかじゃないのさ。
それらがいくら凄かろうが、最終決定権者が、アホでは、どーしようもないのさ。
要するに、もっと広い視野で見て考えて…戦略ってモノさえしっかりしてさえすれば、多少の戦術や技術や道具がどーであろうが、何とでも取り返しは出来るわけさ。
戦術や戦法で、ちょっとしたミスがあろうが、全体の戦略で、問題無ければ、いくらでもリカバリー出来るモノなのさ。
どーにもこーにも、思うように行かない人ってのは…根本的に、戦略ってモノが、ちゃんとしてないんだと思うのね。ほとんどがそーなんだ。
目先のあれこれだけで考えて行動してるとか、目先の道具がどーとか、人がどーとか、探偵や友達が…とかとか。
違うのさ。
ちゃんと戦略的に考えないと。
ちゃんと考えてるつもりでもうまく行かない人は…その戦略自体を考え直さないとね。
僕がね、勤めを辞めて、フリーになった理由の一つが…色んな探偵事務所でやってて…
アンポンタンな上とかに指示されて動くのが、うんざりした…ってコトもあるのさ。
(-_-;)
あまりにも、アホくさくなって。
意味が無い張り込みばっかりとか、意味の無い監視や接近とか…。
勤め人なら、嫌でも引き受けなきゃならない。
でもフリーなら…思った事が言えて、それでも嫌なら、断ればいいわけ。
だから、どこかの探偵事務所の専属従業員…ってのは、辞めたのさ。
辞めた後も、あちこちの探偵事務所から声はあったんだけど、専属ってのは断ったのさ。
宮本武蔵みたく、あちこちの探偵事務所の客人状態…って感じに。
まぁそー言う事だわね。
(-.-)b