証拠としての撮影された映像って…視点を変えてみると、
「この映像は…どの位置から、どの角度から、どう撮影したものであるのか…。」
って事を示すモノにもなるのね。
って事は、その映像ってモノ一つで、逆に撮影者が撮影の為に行った行為ってモノまでもを、物語っていると言えなくもないわけさ。
映像によっては、
「これは…一人でやってるな。」
「二人じゃなきゃ無理だな。」
ってことや、
「どのメーカーのカメラを使ってるな。」
ってコトも、観る人が見れば分かるっての以外にも、
「この映像は…どの位置から、どの角度から、どう撮影したものであるのか…。」
とか、この映像を撮影する為に…どんな過程や、どんな工程を経たことによって…
ようやく撮影する事が出来る事となったのか。
って事を物語ってる証拠の映像であるともいえるわけさ。
で、さっき書いた事に戻るんだけど。
さっき、とある裁判うんぬん話…ってのも、実は、そー言う事なんだ。
その映像一つで…
「この映像ってのは…こう言う事をしないと…撮影出来ない映像だよね?」
「それを行うまでには、こう言った事をおこなわなきゃ…無理だよね?」
「この映像…この角度と、この位置からじゃなきゃ無理だよね?」
って事は…これらの行為って…。
ってコトで、その点を浮気以上の問題行為だってコトで…
しかも、浮気の証拠として提出された映像を逆手にとって、相手の問題行為の証拠映像として…使われたわけ。
で、争った結果、訴えられた側が負けてしまい…良かれと思っての行為の結果の映像が…逆に依頼者を窮地におとしめてしまう結果となってしまった。
こう言う事って、調査を行っていた側の依頼人や探偵事務所からしたら、考えられない事かもしれないけど。
でもね、調査においては、証拠収集や目的の為なら…何でもありだって思うのは、間違ってるし、ダメなのさ。
世の中は通らないのさ。
調査ってモノの中にも、ある一定の…境界線やルールってモノがあるのさ。
そー言うのって、この業界の人達であってすら、あんま最近知らない人が多いかもしれないけど。
だからこそ、そー言う裁判が起きてしまう事があったんだと思う。
ある境界線についてを、知ってか知らずかであっても、ってかその知識を知らなくても、そこを超えたら…それは、暴走行為と同じわけ。
もし何かあれば…自滅行為にもつながるわけ。
そーなったら、浮気がどーとかって言うレベルじゃなくなってしまうからね。
みんあ、もうちょう、そー言う事についての知識を持って、調査を行うべきなんだけどね…。
怖いもの知らずとか、そー言うレベルじゃ、通らないんだからさ。