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悪循環ですね…3

何年か前の人たちって、

「おや?」

って思ったら、色々考えた末、

「この日、何してるか調べてくれませんか?」

って事で、調査して…
調査の結果、

「浮気してましたよ。これが証拠です!」

って人たちが多かったのね。

ってコトは、多くの人たちが、

「浮気の確信」

ってモノが無かった為、

「確認のため…」

ってことで、調査依頼って感じだったんで、
当然、対象たちも、疑われてるって気がさらさらない人たちが多いので、
単純に、淡々と尾行や張り込みを行ってれば、いいわけで。

要するに、警戒心ってモノを持ってる対象ってのが、そんなに多くなかったの。

ほぼ、バカップル状態。

2ショットから、あれこれ、撮り放題状態の対象が多かった。

だけど…だんだんと、そうじゃなくなってきてるんだよね。

まず、何かを見つけた段階で、対象に、

「浮気してるんじゃないの?」

って言ってしまう人たちが最近増えてるのね。

確実な証拠となるものが無い状態で、感情的になってしまい…。

だから、当然だけど。

こうなってからの対象ってのは、警戒心を持つようになるよね?

で、こうなってからの場合、調査をするにしても、
すぐにやるなってのは、ダメなんだよね。
あと、やるにしても、それはそれで、それなりに…
考えに考え抜いたやり方を行わなくちゃならないわけさ。

当たり前だけど。
バカップル状態のと、同じコトをやったらマズイのさ。

バカップル状態の段階と、
「疑われてる。もしかしたら調査されてるかも?」
って考えるようになった対象者。
「猜疑心」ってモノを持ってしまった後の対象者。

ってのじゃ、ハッキシ言って、全然違うのよね。

で、最近、増えてるのが…自分にしろ、どこかの探偵事務所にしろ、
「バカップル」状態の対象者に対しての調査方法とかとかを、
そのまんま「猜疑心をもった後の対象者」に対しても、
やってしまってる…って人たちが多いのさ。

だって…簡単だし、安上がりだから
ってコトもあるのかもしれないんだけどさ。

が、問題なのは、それ…そんな状態の人に対して
やってしまったら…いっきに、
「確信状態の対象者」
ってモノになってしまうのさ。

で…「確実に調査されてる!」
ってコトを考えて行動する対象者に変わってしまうのね。

いわゆる、
「飛んで火に入る夏の虫!」
って状況になってしまってるわけさ。

対象を罠にハメ、証拠を押さえてやろう!
としてたのが、逆に、対象の
「調査されてるかも?」
って言うことで、
調査されてるかどうかの確認作業…
の罠にハマってしまってる。

で、結果的に、折角の調査方法の一つを失うことになる。
あと、同時に、折角のチャンスを失ってしまうことにもなるのね。

まぁそんなこんなで、最近…ウチに相談や問い合わせをしてくる人たちの大半が…

「バカップル状態の対象者」
ってのは、滅多にいなくなってしまった。

「猜疑心ってモノを持ってしまった後の対象者」
ってのも、少なくなってきてるかな…。

ぶっちゃけ、半分以上が…
「調査されてることに確信を持ってしまった状態の対象者」
もしくは、
折角の調査方法のほとんどが、既にバレまくったあとで…
「あとは、割高で、非効率な調査方法以外のこって無いんですけど…」
か、
「非効率もなにも…何にもやりようないじゃん…。」
って人たちが、めちゃ増えてる。

とくに、とあるトコ経由で、ウチに相談してくる人たちに、こう言った人たちが顕著ですね。
(>_<)