まぁ他社とかは知らないけど、僕の場合、問い合わせとか見積もり依頼とかされても、
どっちかって言うと、そうそう単純に、簡単に金額って言わない方なんだよね。
ってか、ウチの依頼者たちと、雑談交じりに話してると、逆にそっちの方がいいって、大半の人たちが言うのよね。
どー言うことかって言うと…
探偵事務所によって、問い合わせや見積もり依頼をした際、大まかに分けると、そうだなぁ…
3パターンくらいな感じの対応の仕方をするんじゃないのかな?
1つ目は…問い合わせをされたら直ぐに、とりあえずの一番安く済む状況の時の金額を言っておく。
もしくは、よくありがちなパターンや金額のをだけ伝えて終わりって感じ。
で…その後、面談なり何かの際、そこで突きつめて話をして、その人のケースの場合の本当にかかる金額を伝えて…。
2つ目は…とにかく、とことん状況とか背景とか、色々聞いて…
で、目的や状況とかとかから、やり方や体制をまず先に考えて、
そこでようやく…そのやり方や体制を行おうとすると…
ってな感じになって、そこから料金計算をして、大体の見積もりを出す。
3つ目は…実際に直接会って…面談するまでは一切金額を言わない。
ってな感じで、大まかに分けると3パターンあると思うんだ。
で、1番目のパターンの場合、ちょっとした問い合わせをしただけで、すぐに金額を伝えてくれるって面で、問い合わせに要する時間とかが、速くていい半面、
じゃぁ実際に…ってなると、やっぱりどこかの段階で、結局は、突き詰めて話をしなきゃならなくなるわけで。
ってなると…結局は、最初自分が考えてた金額とか、見積もりとは、大幅にずれが生じてきて…何ってコトにもなりかねない。
中には、最初の問い合わせの際、一番安い金額になる料金を伝えて…他の探偵事務所に問い合わせとかもされたとしても、
「ここが一番安かったから、ここにもう一度連絡して面談契約を!」
って感じになって、何とか時間を作って、面談して、で…詳しく話をしたら…
「あれ?」
ってことに。
ただ、あちこち他社に回ってる時間もないし…ってコトで、はじめ思ってた金額以上の契約をするハメに…。
ってのを狙ってだったり、あとは…安い金額とか、一般的な金額を提示して、実際に契約の段階で、
「あれ?」
って思われたとしても、
「いえいえ、他社も同じ様に、問い合わせの時の金額と、実際ちゃんと詰めて話をした後とでは、こんな感じに、色んなオプションがついて高くなるモノですよ。
ウチは、そもそもが安いから、オプションつけても、この程度の金額で済むんです。他社はそーは行かないですから…。」
ってな感じで、実際他社がそんな感じであるのかどうか、確認する余裕とかを与えず、たたき込むように契約に持ち込ませ…
ってのを狙って、わざと、1番目のパターンの答え方をしてるとこもあるみたい。
しかし、中にはそうじゃなくって…問い合わせをしてきた人が、警戒しまくって、漠然とした情報だけだったり、大した情報とか情報も伝えてくれず…仕方なく、ってコトだったり。
または問い合わせをしてきた人が、あまりにもせっかちで、せっついてきて…仕方なく…。
ってコトで、1番目のパターンの問い合わせ対応になってしまってるって言う探偵事務所もあるので、一概には言えないわな。
(-_-;)
で、2番目のパターン…すぐに見積金額を提示しない探偵事務所の場合、いざ契約ってなっても、実際に契約の際は、既にさんざんつめて話をして、そこから導き出して…の見積もりである為、
そうそう最初に提示してる金額からの誤差ってモノは出にくい半面、
ちょっとした問い合わせであっても、長々と話をしたり…って言うか、半分、打ち合わせに近い感じの問い合わせ状態になってしまう。
だから…ちょっとした気分での問い合わせを行っただけのつもりであっても、なかなか金額が出てこず、イライラしてしまう人も…。
って言うトコがあるのよね。
3番目のケースは…これまた一概に言えなくてさ、合った際に、一気に叩き込むような感じに契約を持ち込む…ってコトを考えて行ってるって言う探偵事務所もあるし。
ホントに、直接会って、話しこまないと…見積もりが出しにくい様な…ケースだから…ってコトで、
「面談しないと…」
って考えての探偵事務所もあるし。
一般の人たちが、探偵事務所に対して、色々警戒してるのと同様に、一般の人たちに対して、探偵事務所側も、色々警戒してて…
「直接会って話をしないコトには、その人に対しての信頼関係が持てるかどうかが分からないから。」
って考えてのだったりと。
だから、人によっては、どちらのタイプの探偵事務所がいいと思うのかって言うのは、ある意味、好みだと思う。
(^^;)
僕の場合、見積もり依頼されたりしたら、基本的には、2番目のパターンが多いんだけど。
でも、問い合わせの内容とか、問い合わせをしてくる人たちの話し方とかによって…
1番目だったり、3番目の様な感じにもなるコトもあるね。
でも、ほとんどの場合…ってか、ウチの依頼者たちって、遠かったり、なかなか時間を作るってコトが難しい人たちが多いのよね。
ってなると、見積もりだすだけで、お互いイチイチ時間を作って…ってのって、お互いが難しかったりするから。
ってなると、大体電話とかで、とことん話をして…で、見積もりを。
で、それで、その人が納得しなければ、それはそれで終わりだし。
それから色々考えてもらって、納得してくれれば…そこから契約に…ってな感じに。
ってかね、正直、どっかの段階で、いつかは突き詰めた話ってしなきゃ、ホントの金額って出せないって思うんだ。
その人のケースにあったホントの金額ってね。
って考えれば、僕は、問い合わせの電話なりの段階で、あれこれさんざん話をして…そこで、見積金額を出して、
その見積金額についてを、その人に判断してもらう。
その方が、早いと思うんだよね。
契約するかしないか分かんない状態で、お互い時間を作って、会って…ってのって、双方に少しは負担ってモノが発生してくると思うし、
ホントの一番正確に近い判断材料は、早めに出してあげる方が僕はイイって思ったりもするしね。
ウチに依頼するしないは別としてね。
だから、僕の場合、2番目のパターンってのが、多くなるって感じだわね。
まぁたまたま、ウチの依頼者たちってのは、そう言うのがいいって思ってる人たちが多かったってコトなんじゃないのかな?
「そーじゃなくて…」
って考える人たちは、まぁウチには向いてないのかもね?
でもね、ウチの依頼者たちと話してるとね、
1番目のパターンの場合って、お互いが、誤解を生じやすくて、そこから…結果、探偵事務所に対して、不信感を持つことにもつながりやすい。
みたいなことを言う人たちが多いのね。
まぁウチみたいな感じのトコが、嫌って人は…まぁ…仕方ないわなぁ…。
ただね、これは、探偵事務所それぞれの考え方や方針だったり、依頼を考える人たちの価値基準だったり…によるものだと思うから、
どれがいいかどうかってのは、一概には言えないと思うし、
どれが良くない探偵事務所であるかってコトでの判断材料にも、突き詰めて考えると、ならないのかもしれないってこと。
(-.-)b