ってか。
ふと。
よくよく考えたら…某大手の探偵事務所とか、色んな探偵事務所が…
調査員人数の水増し契約って、フツーにしてたりするんだけど。
これって、「契約不履行」…じゃね?
とある某大手の探偵事務所に、依頼した事があるって言う人達、数人に聞いたところ、
「『調査員5名で調査しますので…』って、契約したんですけど…」
って、どの人たちも口にするんだけど。
しかし、その探偵事務所の下請けをやってるって言う…探偵事務所の人達の話だと、
「経費コミコミ2~3万円とかしか貰えて無くて…で、どーやっても調査員5人も投入出来るわけ?
と言うよりも、そもそも仕事が回ってくる段階で、『一人で出来るよね?』って感じなんだけど…」
って。
別に、大手に限らず、1人分とか、2人分の水増し契約ってのは、昔からあちこちの探偵事務所で、行ってるトコはチラホラ。
でも、自分とこだけで行ってるって言うトコなら、これを見つけるのは、なかなか難しいけど。
しかし、大手や老舗のトコを含め、
「調査を外注…」
って事が、当たり前状態になってる探偵事務所の場合、照らし合わしで、色々見えてきたりするんじゃないのかな?
例えば…
「その一般の依頼者と大手の探偵事務所との間で交わされた契約書」
と、
「大手の探偵事務所と下請けの探偵事務所との間で交わされた契約書」
等を照らし合わしをすれば…
「おや?」
って事が色々出て来るハズ。
もし、
「業者間で契約書を交わしてないので、そんな契約書はありません。」
ってなると、探偵業法違反…ってコトに。
だって、業者間であっても、決められた契約書を交わす義務があるので。
案件ごとに、それぞれ法律で決められた契約書類を交わしてないとダメなのさ。
また、他の都道府県は…知らないけど、愛知県の場合、他社に業務委託など、下請けに出してる場合、依頼者に対し、
「あなたからの依頼のこの部分は、○○探偵事務所に頼んでます。」
って、依頼者に対し、通知をしなくてはならないの。
これ、愛知県警本部が開催した説明会ってのが…2回あったんだけど。
その説明会で、その説明があったの。
なので、愛知県内の探偵事務所の契約書類には、
「委託先業者名」「委託業務の範囲」って言う事を書く欄があるのさ。
ってか…それが契約書類に無い探偵事務所は、わざわざ作り変えをさせられたのさ。
ウチの場合は、僕か、ウチの従業員名簿内の人間がやってるので、何も書く事は無いし、依頼者に通知するコトも無いんだけど。
そーじゃないトコは…おかしな話だよね?
ってか…これって、「依頼者と元請けとの間の契約書」と、「元請けと下請けとの間の契約書」と…お金の流れを見比べれば…
「おや?」
って事が、分かるんじゃないのかな?
って思うんですけどね。
もし、ちゃんと探偵業界を正常化させようって行政の方の人達がで思うんなら、色々みるべきトコってあるかと。