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分かってないよね?11

どー考えても、物理的に、一人で建物の北と南を同時に見れるわけがないにもかかわらず…

「一人で出来るよね?」

か、

「この金額(一人分の金額)で、何とかやりなさい!」

と言って、営業が、現場の調査員に、押し付ける…。

と言って、元請けが下請けに、押し付ける…。

無理を承知であったり、無理ってコトが分からなくても、先に金額設定ありきで、

「これで何とかしなさい!」

って言って押し付ける…。

この構造と、変わんないよね?

所詮、現場より営業。

所詮、下請けより元請け。

責任の所在関係とかってのが、法的にはどーであれ、チカラ関係ってのは、明らかに、お金を出す側の方が、遥かに強いわけで。

物理法則よりも、経済の関係で、金額が決められてしまう事が多いわけで。

委任者と受任者との力関係ってのは、理論的とか、法的にはあっても…世の中の実社会的には、大概、対等ってコトは現実問題、実社会では、無いわけで。

そー言った部分について、考えれば…対等関係ってモノが、成立しているのであれば、こんなことは起きにくいんだと思う。

が、結局お金を払う立場の…よく昔から言う、

「お客様は神様。」

ってな、元請けや営業担当ってのは、下請けや現場担当から見たら、力が強いお客様なわけで。

力が強い顧客なわけで。

雇い主なわけで。

こんな関係…委任者が遥かに受任者より力が強い…雇い主の方が力が強い…。

こんな関係が、厳然と存在し続ける限り…どんな業界も、色んな意味で、いつまでたっても、事故やミスや事件ってモノは、起き続けるんじゃないのかな?

所詮、金銭を払う、経済的上の者は、お金を貰う下のモノに対し、お金のチカラで、無理強いってコトが、いつまでたっても続くんだと思うんだ。

僕らの業界でも、現実離れしてようが、物理法則に反してようが、当たり前の様に、無理難題を現場に押し付けて来る事は多いわけで。

当然、僕ら以外の業界でも、そんなのごくごくある話だと思うから、やっぱ、起こるして起きた事だと思うんだ。

実社会では、対等関係が存在していないにもかかわらず、対等関係を前提とした契約などを前提とした法やルールって…

バカな法律家や政治家や役人や学者やマスコミとかが、寄ってたかって…

ホント、頭でっかちな人達は、もうチョイ実社会を見て、色々…。

あぁとにかく、こんなの、前々から予測がついてた事じゃん。

ダメだねぇー。