ウチのサイトのあちこちで、今まで散々書いたりしてきてるハズなんだけど。
僕らの業界の人たちって、インターネットのルーターみたいなモノで、みんながみんな、自分自身ですら、どこの誰とが、どんな繋がりがあるのかなんてのが、把握できてないような業界なんだ。
直接の知り合いとかについては、お互い知ってても、その知り合いがどんな人と繋がってたり知り合いなのかは、ほとんど知らないわけ。
何故そうなのかと言うと、そこを教えたら、お金になら無いわけだからね。
だからお互い、この業界の人たちは、暗黙のルール的に、お互いの更なる知り合いについては、聞くこともないし、知ろうともしないわけさ。
だから、例えば、直接の仕事のやり取りをしてる人間については、お互いは知ってても、そこから先に誰かがいるか、どうかまでは、ほとんど分かってない。
インターネットのルーターみたいに、網の目のような人間関係で、この業界の人間関係は成立してたりしてるのさ。
例えば、AとBが、メチャ仲が悪いとする。
だから、お互い仕事のやり取りなんて一切しない。
て関係であったとしても、たまたまお互いが、知らずに、Cと仲が良かったりして。
で、Aが、Cに、仕事を頼んだ。
が、Cは、実は自分トコでは、仕事をやっておらず、更にBに、仕事を頼んでる。
何て事は、よくある話。
実際には、更に複雑な人間関係とかが、絡んだりしてきたりする事もあるわけさ。
先ほど話したように、基本的には、自分が誰と親しいとか、繋がってるかってのこそが、お金を生む業界。
しかも、依頼人の事については、守秘義務と言うことで、内緒状態で、仕事を回したりする事もよくあるわけで。
てなわけで、この業界の人間ですら、自分がどこの誰からの案件なのかを分からず、受けてしまってる現場もいれば。
逆に、自分トコの案件が、最終的には、どこの誰が調査を行ってるのか、分かってない元請けや営業も、当たり前のようにいるわけさ。
でもって、依頼内容とか、そんなこんなが、伝言ゲーム状態で、間違って伝わっていってる場合も、意外と多いようで。
だから、この業界の人間ですら、ワケが分からないこととか、当たり前のように、結構あったりするのよね。
途中でなんかのキッカケで知らされて…逆に、ビックリしたり、驚いたり。
ホント、そんなもんだよ。
(-_-)