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飲んでて…2

これ、当たり前の話なんだけど。

当然、直接自分トコの探偵事務所に依頼をして来た依頼者の目的や意向にそったカタチで調査を行うのは当たり前の話だわね。

それと同様に、他の探偵事務所から調査の応援や手伝いとか、ヘルプ等を頼まれた場合、その探偵事務所の方針や意向などにそったカタチで、調査を行うのは、当たり前な話なんだけど。

案外、どうやら、それが出来てない探偵事務所の人たちが、多いらしいね。

てか、色んな探偵事務所に出入りして関わったりしてれば、その探偵事務所ごとに、調査の仕方とか、撮影の仕方など、様々な点で、色々違いは沢山あるのさ。

イケイケ系か、慎重派かって事や、対象との距離の取り方であったり、ラブホなどの撮影の場合の場所取りのポイントの選び方であったり、カメラの選択てか、選び方や、同じカメラであっても、設定の仕方が探偵事務所によって違うとか。

使ってる機材の選びであったり、使い方であったりの違いや。

他にも、対象との距離以外にも、角度の取り方であったり…とかとか。

列挙し出したら、キリが無いくらい、探偵事務所によって、色々違うわけさ。

で、僕とか、僕の親しい仲間とかは、手伝いに行った先ごとに、カメラはどれを使って、設定は…とか。

追跡や張り込みの仕方など、時には、アイス・ブルーの案件では、絶対にバカバカしくてしないような事も、依頼先の探偵事務所の方針に合わせてやったりしてるのね。

が…しかし、こう言う細かな依頼先に合わせると言った配慮が出来てない同業者が多いらしい。

てか、そもそも、自分のやり方以外が存在すると言う発想が無いらしい。

また逆に、依頼を出す側…元請けとなる側も、自分のやり方以外が存在すると言う発想が無いため、何ら指示もせずに、テキトーに、下請けを見つけて依頼を出す。

結果、お互いがお互いで、思ってるのとは違いがあり、結果として、揉めたりするケースがあるようで。

言ってみれば、ドライバーとネジの関係なわけで。

どちらかは、マイナスのネジが当たり前だと思い、下請けに出す。

受ける側は、プラスが当たり前だと思い、プラスドライバしか用意が無いから、プラスドライバで調査を。

しかし…。

意外と、こんなチグハグ話は、結構あるのさ。

で、この事での最大の被害者は…依頼をした一般の人だわね。
(-_-;)

とにかく、こんな程度の発想配慮が出来てない探偵は多いらしいよ…。