他にも以前、とある探偵事務所にかわって、現場に出て欲しいと頼まれて…現場に出たんだけど。
もうひとつ、頼まれたこととして、
B「悪いんだけど、依頼者がどーしても同行したいって言うから…ウチの事務所の調査員ってコトで、依頼者を車に乗せて同行させてくれないかな?
もし調査の邪魔をするとか、何かあれば怒って、途中で帰らせてもいいし、自分が途中で帰ってもイイからさ。」
ってね。
まぁ…僕は、ウチの案件の依頼者を現場同行させるのには慣れてたんで、
僕「まぁイイですけど…。」
って答えてオッケイした。
で…調査中、色々あったんだけど。
実は、調査中…その依頼人のケータイが、数分おきに、電話が鳴って、話をしてたんだ。
ん?この人の電話、よく鳴るなぁ…。
なんなん???
って思ってたし、その人自身も、
依頼者「あの。取り込み中なので、こんなに頻繁に電話しないで貰えますか?」
って言ってばかり。
どーやら、さっきから、同じ人から、数分おきに…着信があるようで。
で、ちょっと調査中、落ち着いた時間が出来て、依頼者が僕の車から降りて、買い物に行ってる最中に…僕のケータイに電話が。
実は…Bからだった。
僕「あの。どーしたんです?」
B「○○さん(依頼者)は?」
僕「今はちょっと、ようやく落ち着いたので、買い物に行ってますが。」
B「で…○○さん、どんな様子?怒った感じかな?」
僕「んー…なんか、やたらと数分おきに電話が鳴ってて、めちゃくちゃ迷惑そうでしたよ。」
B「やっぱそう?」
僕「やっぱ???」
B「さっきからのあの電話、実は…自分なんだよね。」
僕「はぁ?」
B「あのさ、○○さん、調査の最中…数分おきに、電話してくるんだよね。酷い時は、電話を切って1,2分して、また状況を聞こうとして…。」
僕「はぁ…」
B「とにかく調査の邪魔だし、調査に専念が出来なくて…。で、何度もそれを話してるのに、聞いてもらえなくて。理解してくれなくて。」
僕「で…まさか…」
B「で、どれだけ事同じ事をされたら、困るのか、それを分かってもらう為に、今回、キミに現場を頼んだってコトもあるし、○○さん自信も調査に同行する事を許可したんだ。」
僕「でも…意地悪だねぇー。」
B「ワザワザここまでの事をしたくなるくらい、まるまる調査中…こんな電話をし続けてきてて、それくらい困ってるんだよね。」
僕「なるほどね…」
そんなこんな詩てる間に、その依頼者が戻ってきて…
戻って来てから、電話の事について聞いてみたら、
依頼者「調査中に、こんな頻繁に電話があると、ホント困るんだよね。
Bさん、自分も調査をやってるんだから、これくらいの事なんで分かんないのかなぁ?」
だとさ。
(^^;)
ちなみに…聞いたとこによると、その後もこの依頼者は、調査中…以前と変わらず、数分おきに、電話してくるんだとさ。
全然学習してくれてなかったらしい…。
(=_=;)