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胡散臭い業界って言われるわけで3

よくね、昔から、

「こんな仕事をしてると、人間不信になりませんか?」

って聞かれる。

多分…その人たちが想定してのは、「対象者」ってモノを想定して、聞いてきてるんだと思う。

ハッキシ言って、僕からしたら、対象者ってのは、最初から最後まで、終始全く持って接点が無いわけで。

だから、不信感を持つ対象には、いつまでたってもなり得ないわけさ。

不信感…ってのは、何らかの接点を持って、関わったり信用したり…ってコトをしなきゃならない関係になる人に対してのモノなんじゃ?

って考えれば、対象者ってのは…ある意味、悪い言い方をすれば、

「研究室の実験や観察の対象動物」

と同じわけで。

こっちが思った通りの動きをしなかったからと言って、別にそのコトについて、不信感は…持つ対象にはならないよね?

逆に…思わぬ動きをされたとしても、

「ほぉ。そー言う反応をするんだぁ…」

ってだけの話。

別に…心の通い合いも、何ら取引関係も無いし…だから、お互い信頼関係を気付く…対象でも無いから、当然、不信感…って事は起きるわけも無いわけで。

で、もし起きるとすれば…だったり、だったり、だったり…だよね?
(-_-)

「こんな仕事をしてると、人間不信になりませんか?」

って聞いてくる人達って、大体が…「対象者」の様な人が身近にいて、その人たちを想定して聞いてきたりしてるんだと思う。

でもね、僕は調査対象者ってのは、調査の対象以上でも以下でもないわけ。

そー言う人達とは違い、「対象」との間には、どこにも感情も利益の損得も、何もないわけさ。

だから、ドライに、クールに、客観的に、対象について観れるわけさ。

対象について、そんな感じに見てるから、別に対象が、思わぬ事を行おうが、行っていようが…別段、対象に対しては、不信感と言ったモノとは、持ち得ないわけさ。

だって…感情が無いから。

依頼や相談してくる人は、いつまでたっても大なり小なり、どこかに、そう言った余地もあれば、損得とか、色々絡んでるわけで。

だから不信感の対象になるわけで。

調査の戦略を練るに際しても、感情が絡んできて…で、想定外の事をされると、そのまま「不信感」ってモノに、繋がりやすいんだろうね?

だから、僕らは、対象に対しては、特に不信感の対象にはなり得ないわけさ。

なるとしたら…