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想像力の問題かと2

物理法則に反する…って事で。

以前こんな話があったんだ。

その人は、弁護士さんに相談してて…で、とある建物の出入りの場面を撮影さえすれば、浮気の証拠になるから、それを撮っておいで!

って弁護士さんに言われ、色んな探偵事務所に相談した中に、ウチにも相談してきたんだけど。

で、相談がてら、現地付近に行って、その人の話を聞きながら…その建物の辺りを見てたんだけど。

その人と、その人が相談してる弁護士さんとの間で、地図を見ながら

「ここから、こーすれば、あっさり撮れるんじゃ?」

って話し合って決めた場所にも行って、その人と話をしたんだけど。

ハッキシ言って、破綻してるんだよね。
(-_-;)

とある建物の出入り口は、確かに、その場所からは丸見え。

で、対象は、とある車に乗って現れるんだけど。

その車…停めるトコも丸見え。

ただ…問題の出入り口を出入りする場面は、撮影不能。

相談者「えっ?何でです?何故撮れないんですか?」

って聞いててた。

その対象は…ワゴン車に乗って表れて、建物の出入り口前に、バックして止めるんだけど。

前突っ込みなら、運転席から降りて…車の後方なり、前方を通って…出入り口に向かうわけで。

でも、バックで停めたら、そのワゴン車そのものが邪魔で、乗り降りする場面がその場所からは、全く見えないわけさ。

で、しかも…その建物の出入り口…ドアが、逆に開いてくれるなら、まだ何とか。

でも…そうじゃないから…人が建物に入っていく様子もドアが邪魔で見えない。

まぁそもそも、そのワゴン車自体が邪魔で、出入り口自体が、その場所からでは全く隠れてしまってて…見えないわけなんだけどね。

だから、

僕「常にワゴンに乗ってでかけ…ワゴンに乗って帰ってくるわけで…。って事は、出もいりも、常にこの場所からは、ワゴンが邪魔で、見えないわけさ。分かる?」

相「なるほど…。確かに…。」

僕「で…正面なら、見えるけど。正面は…正面の人の家が邪魔で、いる場所もカメラの設置場所も無いわけで。」

相「確かに。」

僕「逆角度は…ブロック塀が邪魔で…見えないし。」

相「ですよねぇー。だから…ここだと思ったんですが…。」

僕「ただ、あそこの場所なら撮影可能ですが…家賃が発生しそうですね…なんか、えらく高く付きそうですね…」

相「ですね…」

って事で、そんなこんなでさ。

ちなみに。

そもそも、何故…ここを狙うべきみたいな話になったのか。

それを聞いたところ、

相「元々…ラブホに行ってたんです。でも、自分でやって失敗しちゃって。」

僕「あらまぁー。」

相「その後、とある探偵事務所に依頼したら…バレちゃって。」

僕「あらまぁー。」

相「多分、自分でやった時にバレたのが、影響してたんでしょうね…。」

僕「…。」

相「それで…もうそれ以降、ラブホには、ほとんど行かなくなってしまったみたいで。それで…」

僕「ってか、ココに車が止まってる…って場面の画だけじゃダメなの?」

相「弁護士さんの話だと、ダメっぽいです…。実はあまり詳しくは話せないのですが、色々あって…それだけではダメみたいで…。」

僕「じゃぁ…長期間かけて…滅多に行かない…ラブホ狙いをするか…。ここでか…。」

相「この場所なら、効率良く、安上がりにあっさりと…って、弁護士さんと話し合って…だったんですけどね。確かに、物理的に、そうですね…。」

僕「でしょぉー?」

相「一度再度弁護士さんと相談してみます。」

って感じで…結局、この場面狙いは、諦めたんだけどね。

で、色々考えて…別狙いってコトに。

これだって、想像力と、シミュレーション…が出来るかどうかの問題なわけで。

でしょ?