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家庭用のだけでも

東京の同業者や、依頼者たちと話してると、みんながみんな、口をそろえて、

「東京だとは思えないくらい、全体的に暗い…。」

って言うんだ。

以前、東京の同業者たちと話してた時、僕の知る限りのどの東京の同業者も、持ってるカメラって言うと、市販の家庭用のカメラ程度で十分って感じらしい。

ってか、夜間撮影の機能がついてる家庭用のカメラを持ってるだけって人が多かった。

ってか、そもそも、それ以上の暗さに強いカメラの必要性ってモノが、ほとんど普段の調査ではないみたいな事を、言う人が多かった。

だから、僕が、特殊な暗いトコを撮るカメラを持ってる事や、それを教えると、結構ビックリされるし、東京の同業の中には、

「この間さ、追跡してたた東京の外に出ちゃって…そしたら、いつも使ってるカメラでは、辺りが暗過ぎて、困ったんだよねー。」

ってことを、僕に話してきた人もいた。

確かに、僕も東京に行ったり…ってか、東京じゃなくても、名古屋や大阪とかでも…場所によっては、フツーに市販されてるカメラの夜間撮影機能だけで十分だってトコもあるんだ。

都会の住宅街…とか公園とかでも、結構明るかったりして、その程度の暗さ対応が出来てれば、それ以上の特殊なカメラなんて持ってなくても。

って事で、東京を中心にやってる僕の知り合いとかは、そんな感じみたい。

でも、ウチみたいに地方とかってなると、それだけでは暗さに対応できないわけさ。

ホントに…暗いから。

いつも思うんだ。

「夜間撮影の機能って所詮、都会の人が考えて作ってる…都会の人達の需要程度しか満たしてない機能なんじゃね?」

ってね。

とは言っても、フツーに名古屋や、中小の地方都市の繁華街程度の暗さなら、こう言ったモノでも対応は出来るけど、地方の郊外とかともなると…全然暗さが半端なくて、こんな程度のじゃ対応できないわけさ。

だから、特殊なカメラが必要になってくるわけさ。

が、話は戻って。

震災後、さすがの東京辺りも、かなり暗くなってるみたいらしいね。

東京にいる知り合いたち、話をすれば、そんなことばっかり。

「マジ、暗いんだって…」

ってね。

で、ふと。

もしかして…今、東京の方の探偵事務所も、ようやく…特殊な暗いトコを撮るカメラの需要が出てきたんじゃ?

ってね。

実際、今の東京が、どれくらいの暗さか僕は分かんないんだけど。

他の地方都市くらいの暗さになってるみたいな雰囲気だって、知り合いたちが言うんだ。

もしそれがそうであるならば…今までの暗さ対応のカメラ程度じゃ、肉眼では見えてても、カメラを通すと、暗過ぎて何も写ってない状態になるんじゃね?

以前、東京の知り合いが、夜間の公園とか、住宅街や、様々なとこで撮影した映像を見せてくれてたんだけど。

「へぇー。
こんなトコでも、この程度のカメラで、撮影出来ちゃうんだぁ…。
東京って、それだけ全体的に、街が明るいんだぁ…。」

って、それを見ながら思ったんだ。

「こんなの、東京以外では、家庭用の市販のビデオカメラの夜間撮影機能だけで十分って事は、田舎に行けばいくほど、『あり得ない!』感じなんだよね。」

って、東京の知り合いの業者に話すと、逆にビックリするわけさ。

僕、先日…四国や関西…名古屋の郊外に行ってたんだけど。

とにかく、田舎具合が進むほど、暗いんだよね。

ほんとーに、暗いんだ。

光ってモノが無いわけさ。

でもって、ちょっとの光が目立ってしまって、命取りにもなりかねないのさ。

辺りが暗過ぎて…携帯のちょっとした光ですら…邪魔だったり。

でも、今は東京もそんな状態になってしまってるって事は…東京の探偵事務所も、それほどの暗さ対策をやってないトコは、今後は考えないといけないのかもね?