今、色んなトコで、計画停電(無計画停電?)ってなコトで、
「被災地の為に…」
って言って、あちこちの人達が節電やってるみたいだけど。
ってか、そもそも何か誤解してる人たちが結構多くて、ビックリなんだけど。
そもそも今回の福島の発電所ってのは、東北地方の福島県にあるけど、関東をカバーしてる東京電力の発電所であって、福島県や宮城、岩手…等は、東北電力って言う別の電力会社だからさ。
で、東京電力の計画停電ってのは、フツーに福島ので発電できない分を節電して何とか乗り切ろうってもんだから。
別にこの東京電力での計画停電で節電できた分の電力を、東北の被災地に送ろうってもんじゃないからね。
確かに、東京電力管内の関東地方でも、あちこち被災地はあるよ。
でも聞くところによると、被災地も計画停電状態らしく…。
だからさ、何か、被災地の為に節電して電気を送ってるんじゃないのさ。
そもそも東北地方に関東の電力の為の原発があって…みたいな事で、誤解してる人がいるんかな?
またさ、愛知みたいに、60ヘルツの地域からも、東京や東北電力の方に、50ヘルツに変換して、送電してるらしいんだけど。
大した量を送るだけの能力があるわけじゃないので、まぁ節電はしないより、した方がイイには越したことは無いけど。
それは普段からの習慣としてであって、その節電が、電力不足状態の被災地や東京電力管内の助けに…って事はそんな無いのよね。
なので、東京電力管内の人達が、節電によって被災地の為になってるって考えるのは誤解であって。
逆に節電によって、自分たち自身が大規模停電にならないように…ってモノ。
いわば、「情けは人の為ならず」…要するに、他人の為じゃなく、自分の為…ってわけさ。
で、発電所が大変なことになってるのは、東北の人の為の発電所じゃなく、東京などの関東の人達の為の発電所なのよね。
でもって、60ヘルツ地域のトコは、節電しても…被災地や電力不足地域の人の為の電力供給の役には、そんな立ってないのよね。