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初代で職人系

僕は今、こんな仕事をしてるけど。

実は…僕の親も自営で、なおかつ職人系の仕事をしてたわけね。

なので、僕がその気になりさえすれば…

親の仕事の跡継ぎになれたわけさ。

が、僕は…見切って、跡継ぎとなるコトをやめたわけね。

もし、跡継ぎになってたら、ハッキリ言って、親の工場やあれこれ全て…

を、受け継ぐわけだから、親が機械やあれこれを、自分で苦労して購入した一切のを、僕自身は何もお金を使わず、相続できたわけさ。

工場や作業場…まるごとね。

でも、僕は…僕自身が初代だか、僕だけで終わるだかの…

「アイス・ブルー探偵社」

を、はじめたわけさ。

当然、全て、僕が機材類から、人脈から…あれこれ全て、僕自身の手で開拓したわけで。

僕の親と同様、自分自身が、親から相続ではなく、自分自身の手で、一から始めたわけね。

で、ふと。

ウチの次男とかは、兄弟系は…違うけど。

ウチは…僕を含めて長男系は…逆に、勤め人とか、相続ではなく、自らの技術やそんなこんなで、開拓して…

ってのが…。

てね。

ちなみに、僕の親が始めた仕事とかのは、僕とかは相続しなかったので、叔父とかの方に。

まぁ僕が思うに、その仕事に、適した人が、やったり、引き継ぐのが一番だと思うんで。

僕は…自分自身…高校まで、時々、手伝ったりはしてたけど。

「あぁこの仕事…僕には向いてないな…」

って、親の仕事ぶりを見たり、手伝ったりしてて、しみじみ&つくづく、実感したから。

だから、僕は、引き継ぐことは、あえて放棄したんだから。

そりゃね、親がやった仕事のクライアント…お寺や書道家や…そんなこんなの人たちに、

「あんたの親の仕事は、とにかく職人として凄いんだよ!」

って散々言われ続けてたら…ますます…

「あたしゃには向いてない。他の向いてるのを探すべき…」

って実感させられまくり。
(たまたま行ったお寺で、僕の親のコトを知ってて…
「これ、あんたの親がやった仕事だよ!あんたもこう言うのが出来るようになりなさい!」
って言われたり…。)

とにかく、何て言うか…職人系の血を引いてるけど…

自分自身、僕の親同様、全く別の業種で、一から…

ってのを…。

でも…僕は、一から&職人系…ってのだけは…。

だね…。