いつだっけかな?
以前、どこかのいわゆる探偵学校とか言うトコの本を、ちらっと見せて貰ったとき、あまりのバカバカしさに、頭抱えちまったよ。
「てか…こんなの誰が考えたんだろ?」
ってくらい、思慮が欠けたコトが書かれてた。
おそらく、自分自身、あまり調査とかを現場に出てやったりしてない人が、考えたんじゃ?
ってくらいの内容だった。
例えば、何がアホ臭かったかと言うと…。
「とある出入り口が一ヶ所しかない建物があり、そこから対象者が現れ、その後、駅方向(西)に向かって歩いていくコトが想定された場合、どの位置で張り込みしたら良いでしょう?」
みたいな問題?みたいなのがあって。
図入りの問題みたいなのがさ。
で…どうやら答えってのもあるんだけど。
答えも図入りで解説みたいなのがあってさ…。
それみたら…マジ、苦笑しまくりで笑えてきた。
何でかって言うと、確かに、解説の様な状況の場合は、それはそれで、その答えは間違いではないわけ。
ただ…そもそも、この問題そのもの自体が、ダメダメ君なわけさ。
要するに、いくつも答えが導き出すことが出来てしまう漠然とした問題なわけね。
最初から、
「『1+1=○』
この○の答えは何でしょう?」
って問題があったとする。
この場合、○は『2』以外の答えはないわけで。
だけどね、さっきの問題ってのは…
「『1+△=○』
この○の答えは何でしょう?」
って言う問題を出してるのと同じなわけね。
要するに、『△』に入る数字によっては、『○』の答えは、無限にあるわけで。
『△』に入る数字によって、答えは全く変わってくるわけ。
もし『△』が『1』であれば、『○』の答えは『2』以外は不正解。
もし『△』が『3』であれば、『○』の答えは『2』は不正解で、『4』だけが正解。
てな感じで、確かに、ある一定の条件かであれば、その回答は正しい。
しかし、その前提条件が変わってしまえば、その回答は、間違いになってしまうわけで。
で…その問題には、その前提条件が示されてない状態で、回答を要求してるわけ。
そもそも、問題として成立してないわけだから、回答を求めてる行為そのものが、無茶ぶり以外の何モノでもないわけ。
てか、この程度のコトすら想像できない…そこは…アホ丸出し…って感じだわな。
(-.-)b