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限界を知らなきゃ2

まぁそんな感じで、現場の最前線でやってる者からしたら、驚いちゃう感じなんだけど。

てかさ、僕らの場合…そもそも、違うのさ。

まずは、「限界を知る」ってトコから全ては始まるわけさ。

自分は、どこまでの事は出来るけど、それ以上は…出来ない。

って言った境界線と言うか、限界ラインってものを、ちゃんと把握しておくことが、重要なんだよね。

てか、これ、色んな意味で、重要なわけさ。

てか、当たり前の話なんだけどね。

対象との位置関係や距離の取り方…物理的な距離だけでなく、何て言うかなぁ…空気的なと言うか…雰囲気的な距離の取り方と言うか…その辺りの限界や境界ってのもあれば、

調査を行う上での、物理的な限界や境界…とかもあれば…

調査的な限界とか、そー言うものとかだってあるわけで。

後他には、社会情勢的な限界とか、そー言ったものとかさ…。

とにかく、どんなものにも、「限界」「境界」ってものがハッキリとあるわけさ。

ただ、それをハッキリと把握できてるかどうか…なわけさ。

それをハッキリ把握できてれば、これ以上はマズイとか、そー言うことが分かるわけだから、逆に、ギリギリのギリギリラインを攻めることも可能となるわけで。

また、狙いたいモノには、どーしても、何か足りないと言うのが見えた場合、限界を知る者は、素直に足りないモノを補う何かを、用意しようと考えるんだけど、

限界を知らない人や、「ここまでが出来るんなら…」発想の人は、ついつい、無理無茶無謀ラインを、平気で軽々しく、越えちゃうのよね。

だから…最近、後の祭り状態になってしまってからの…人からの相談や問い合わせが…増えてるのかもね?

あと、10年くらい前もそうだったし、今でも時々、探偵事務所設立ブームってのがあったりするんだけど。

大体どんな感じのことすれば、探偵事務所を設立開業出来るもんなのか…ってのを知り、もしくはフランチャイズ加盟したりして…

探偵事務所を始めたりする人たちが、沢山いたりするんだけど。

中には…調査なんて、やったことないとか、そー言う人が始めてたりしてる事も、結構あるんだよね。

そー言う人からの仕事話を聞くと、やっぱ一般人の発想と同じ。

だから、そー言うとこに依頼してた人からの相談や問い合わせも…ほぼ、後の祭り状態に成り果てた後なんだよね。

だから、一般の人たち自らの…暴走の結果の後の祭り状態…以外にも、素人が始めた探偵事務所だったり、調査経験のないものが営業や経営者…現場の調査員の上に立って指示を出す…

そー言った体制となってる探偵事務所が関わった後の…後のまつり状態となり果ててしまった…人たちからの相談や問い合わせも増えてるんだけど。

これも、やっぱ、そもそもが、「限界」「境界」ってものを全く分かってない状態で、「ここまでが出来るんなら…」発想で、物事を進めようとしちゃった結末…

冷たい言い方をすれば、

「世の中をなめてる!」
「調査をなめてる!」
「対象や世間をなめてたんだろな!」
「内心、色んなものを馬鹿にしてたんじゃないの?その結末が…」

って言いたくなるんだけど。

(ホントは、もっと色々言いたいけどさ。この程度でやめとくけど。)

まぁそのそもの調査に対する発想ってか、考え方の原点って言うか…とらえ方って言うか…スタートってものが、全く違うんだと思うのさ。

ハッキシ言って、僕もそうだし、同業の仲間たちで、現場でやってるモノたちみんな、話をしてて、どの誰だって、

「限界ってものがあるんだ。」
「出来ることと出来ない事があるんだ。」

ってのは、みんなちゃんと認識してて、認識してる上で、調査の計画練ったり、体制作りしたり、実際の現場での、一つ一つのとっさの判断ってものにも反映させたりしてるわけだけど。

でもさ…。

よく、この仕事をしてると、色んな人に、

「やりたい!」
「僕(私)向いてると思うんだけど…どう?」

みたいなこと言われたり聞かれたりするけど。

ハッキシ言って、そー言うこと聞いてくる…ほとんどの人達は、僕の目からすると、まず…

「向いてないと思う…」

って感じ。

正直、暴走自爆してきた人たちほど、こーいった質問してくるのよね。

そー言う人ってのは…他人の人生を左右することにも繋がる…ことに、こういった調査の面で、関わったりするのは、相談や問い合わせしてきた人たちの為を考えると、辞めた方がいいと思う。

そー言う人たちを自分の暴走や自爆に巻き込んだり、付き合わせるのは、ある意味、「罪」だと僕は思うので。