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見てる人は見てると思うよ。2

例えば、同業者に聞かれたときは、

「目の前の依頼者や相談者から、いかに沢山のお金をとれないかとか、楽して沢山利益をあげれないかとか、そんなことばかり考えてない?
いかに、経費を使わずに、お金を沢山得られないのか?
内容より利益率や売り上げ重視ってことばかりをさ。」

って言うんだ。

大抵みんな、

「それは当たり前だろ?いかに沢山の利益を出すかとか、いかに沢山の客を集めるのかだろが?」

って言うわけさ。

既に…違うんだよね。
考え方がね。

沢山の客を集めたり、売り上げを得るために、沢山お金を使う。

しかし、使った分以上は取り戻さなきゃ、投資の意味はない。

だから、利益率や売り上げ重視して、内容については、低下しても…とか。

でも、ウチは違うんだ。

「依頼者は、一回こっきりの人生を左右することに、ある種の賭けをしようとしてるわけで。
て考えれば、引き受けた限りは、こっちも真剣勝負でやらないと、仕事における倫理上や礼儀としては…」

って思うわけさ。

ウチの依頼者たちはさ、あとから分かった場合…何か知らないけど、僕が言わなくても、くれる人が多いんだけど。

何かって言うとね、

さっきの利益率の逆で…

よりよい結果を得るために、あえて、いちいち依頼者に連絡してオッケイを貰ってる時間がない場合は、僕の判断で、想定外の経費を使う場合があるのさ。

てかまぁ…映像とかを依頼者が見れば…大概、バレるんだけどね。

「あんた、黙ってるけど、こんなことにもお金使ってるんじゃ?」

ってね。

バレれば、正直に答えるけど。

みんな、

「それ、ちゃんと事後でも言いなさい。
逆に、そこまでの事をしてまでもやってくれてるわけだから、怒らないし、逆に感謝するんだよ。
だから、それちゃんと言って請求しなさい。
それは必要な経費に入るんだから。
それは納得して払うからさ。」

って…怒られる。

でも、利益率を常に追求してばかりいたら…。

そんな感じでやって得られたものは、依頼者から相談に行った弁護士さんとか、色々なとこに、口コミとか回ることもあるんだよ。

もし、目先の損得だけを考えてやってるようでは、チャチな結果内容になってしまって、目の肥えた弁護士さんの目に止まったりしてないとか。

そうした日々の仕事や依頼者たちに対しての姿勢を、改めてみる事をすべきなんじゃ?

速効性は無く地味でも、積み重ねだと思うよ。