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機材の問題ではなく

最近相談の多くが、さんざん書いてると思うんだけど、グチャグチャにしちゃってからの人たちからのなんだけど。

でね、話を聞いてると、

「もっとスゴいカメラがあれば…」

「もっとスゴい機材があれば…」

みたいなことを言う人たちが多い。

けどね、冷たい言い方をすれば、問題はそこじゃないと思うわけさ。

どんな道具であれ、使うのは人。

て考えれば、そもそも、機材の問題ではなく、使う人の問題だと思うわけさ。
(-_-)

僕、あちこち調査とかで飛んでいったついでに、たまぁに、そこそこの知り合いの色んな探偵事務所に、出入りしたりしてるんだけど。

案外…どこの探偵事務所も、似たようなもんで。

てか、素人さんが持てるようなものと、そんな大差ない感じのを実際の調査ではメインで使ってるケースがほとんどなわけさ。

色んな特殊な機材を持ってることを、売りにしてる探偵事務所であってすらね。

てことはね、ハッキシ言って、道具の問題ではなく…それを使う人間の問題だと思うわけさ。

また、探偵をひとつの道具として考えた場合、それもやっぱ、その道具を、どう使いこなすかの問題でもあると思うわけで。

部下の使い方とかと似たとこもあると思うんだ。

どんなスゴい道具を手にしたところで、使う人間の方に、使いこなせるだけの事が出来なければ、単なる宝の持ち腐れ。

どんなに優秀な部下やスタッフをそろえても、それをちゃんとうまく使いこなせなければ…単なる無駄な人材。

大したモンじゃなくても、うまく使いこなせれば、スゴいのを持っても、うまく使いこなせない人よりは、数段上の結果は得られるわけで。

だから、探偵事務所にも言えることなんだけど。

いくら、スゴい機材を持ってても、使いこなせなきゃ意味ないし。

(使いこなせてないトコがあるってことを…暗に…)

スゴい人材集めても、計画立案や体制作りとか、人の使い方が下手であれば、単なる空回り調査しか出来なかったりとかさ。

だから、道具に問題があると思う前に、長所短所とか、様々な事を見据えての、使う人の、使い方についての問題意識をまず持つべきなんじゃ?

て、あたしゃ思うけどね。

ただ…(探偵を一つの道具として考えた場合を含めて、)それらの道具を、一旦使い方を下手して、グチャグチャにしちゃった後となると…もうそれらの道具は、確かにもう使えないわな。

だって人(対象)は学習するものだからね。