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楽なんだよね3

何で難しいものかと言うと、そもそも「調査」と言うものの、本質と言うか、性質…てものが、そー言うものだからなんだけど。

「この箱の中身は見たい!開けて欲しい!」

と言って、指定された箱のふたを開ける行為…これが「調査」なんだよね。

で、指示した人の考えてた中身と違ったものが入ってたとしても、箱のふたを開けた人には、何ら責任は発生しない。

ってのと同じだったり。

「この箱は、この道具を使えば、一人で開けれるハズだから、一人で開けて!」

と指示されて、一人で指示された道具を使って箱を開けようとしたが、箱が開かなかった。

そもそも、その人は、一人で出来ると思い込んでるが、箱の構造上…一人で開けることは不可能であるとか、指定の道具では無理であるとか…。

てなれば、やっぱり、指示をした人に問題がある。

ってことになり、依頼者に責任がある。

よって、箱を開けようと作業した人には責任はない。

ってな感じになるのと同じなんだ。

前も書いたと思うんだけど。

先日、協会の教育研修会で弁護士さんを講師に迎えて、そう言った話とかをしてたけど。

弁護士さんも、「調査とは、そもそも、そう言ったものであるから、『委任契約』ってものになるんだよね。」

と言ってた。

「だから、委任契約ってのは、指示された通りのコトをしてるかどうかが問題であり、結果については責任は負わなくても良い。」

ってね。

ただ…前も書いたように、
「『あなたの依頼の仕方や指示の仕方だと、こう言ったリスクがありますよ。』
って言うことを、前もって、よくない結果となる可能性についても、説明をしてないと…ダメなんだけど。
それをしてない場合は、『消費者保護法』の方の絡みが…」

みたいなことを言ってたけどね。

もし、そんなこんなのやり取りがあった場合での「委任契約」であれば、どんなことになったとしても、探偵事務所の方に責任は発生しなくなるもんなんだよ。

だから…いつも、さんざん書いてると思うんだけど。

「調査料金の高さとか、そんなこんなのは…見た目の料金だけで考えたりせず、依頼の仕方次第なんだから…とにかく、探偵事務所と契約する際は、それらを含めて考えて契約しないと、あかんよ!」

って、さんざん言ったりしてるんだけどな…。