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楽なんだよね2

例えば、内容や状況次第…で、追えなかったり撮影出来なかったりしても、探偵事務所に責任はなく、逆に依頼者側の方に、責任がある。

って感じになるのは…

「建物の表と裏に、出入り口がある。どちらから出てくるか分からない。それを一人の調査員で、張り込んで…追跡しろ!」

「建物の表と裏に、出入り口がある。表から出てくるハズだから、一人で出来るハズ。一人で張り込んで…追跡しろ!」

「調査員一名でやってくれと言われ、調査員一人で、やってて追っかけていったら、ある建物に対象が入った。で、建物の外で、出入り口を張り込む事になったが、その建物には、表と裏に出入り口が。で、張ってた出入り口と逆ので入り口から…」

とかとか、これらの状況の場合、もし追えなかったとしても…そもそも、その体制で、調査を行うことを指示した者の責任となるわけね。

これ…一人でやるのは、物理的には無理なわけだからね。

で、最終的に指示した者となると…依頼した側となるわけ。

これが「委任契約」なんだ。

もし、「5人で行う。」って契約をしてるにも関わらず、探偵事務所が、5人で行っていなければ…探偵事務所側の責任…て言うか、「委任契約違反」となって、探偵事務所が訴えられる側となるわけだけど。

そうじゃなく、人数指定や、日時指定や、それらを守ってさえいれば、「委任契約は成立。」で、委任契約とは、「結果には責任は負わなくても良い。」

と言うものだから、逆に、結果が思うように行かなければ…回り回って、そもそもの「委任の仕方が間違ってる。」

てことは、「依頼者の委任の指示や仕方が間違ってたわけだから、結果の責任は…依頼者にある。」

ってなるのさ。

でね、

「じゃぁ…結果にまで、探偵事務所に責任を負わすには、どうしたら?」

って、思うと思うんだけど。

それは…実は、なかなか難しいもんなんだよね…。