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ふと。思い出したんだけど。 たまに、他社からの仕事をやってて、 無茶なことを言われたりすることがあるのよね。 昔…かなり前だったかな? 他社から頼まれて、ある現場で一人で張り込みしてたら、 対象が現れ、自転車に乗って出掛けたわけさ。 てか、元請けからは、自転車なんて話は聞いてない。 別の交通手段だって聞いてたから、全く持って想定外。 「まじかよーっ!?」 (-_-;) でも仕方ないわけで。 自転車の対象を…ひたすら走って追うことに。 (+_+) 走りに走って、息を切らせながら追ってる最中… 元請けから連絡が。 「今、どんな感じ?」ってね。 「い、い、今?今は…走って、自転車追ってるとこ。げほげほ。こんな…自転車なんて、聞いてないよーっ!?電車で2駅分、走ってる状態。な、な、何?何か用?」 って聞いたら、 「悪いんだけど、今…さっきの場所、対象が現れた後、他の誰かが、出入りしてるか分からないかな?」 って聞かれ、 「アホかぁ〜!?分かるわけないだろ?今、対象を追ってる最中なわけで。その後、どーなってるなんて、分かるわけないじゃん!考えれば分かるだろ?こっちは、それどころじゃないんだからさっ!」 て、言ったら… 「悪いんだけどさ。客には、二人でやってることになってるから、さっき居た場所の今の映像って、何とかならない?」 だとさ。 「はぁ〜?じゃぁ、追うのは止めていいの?」 「ダメッ!追えるだけ追い続けて!」 「じゃぁ無理っ!てか、そっちと、依頼者が、どんな契約となってるのかは、こっちは何も知らない話。ただ、こっちは、あなたから、『対象が現れたら、そのまま対象を追う。こんなの一人で出来るはずだから一人でやれ!』って言われて、やってるだけだから。そういう契約でしょ?てか、そもそも二人でとかなんてことは、僕は何も聞いてないし。てことは…言っちゃぁなんなんだけど。セコい考え持って、依頼者に黙って、勝手に人件費削ったりして、その分懐に入れようとした…罰だわね。そこは、自分で何とかしなさい。」 って、ゼイゼイ息切らせながら、走りながら、説教したことがある。 僕は元請けとの契約を守ってたが…元請けは…目先の金に走ってしまい、依頼者との契約を守ってなかった。 あんま言えないが…こう言う話って…業界内、結構あるからね。 目先のことばかり考えてると、あとで、しっぺ返しって、絶対どこかであるんだって。 やっぱ正直に、やらなきゃダメだわね。 |