それは単に、探偵サイドの言い分だしぃーっ!
僕、前から違和感を覚えてるコトがあるのね。
ってかさ、例えば、慰謝料を取る為の証拠を押さえる為に、調査依頼ってする人たちっているじゃん!
それはそれで良いと思うんだけど。
で、僕が違和感を感じてるのは、探偵事務所サイドの考えなんだけどさ。
それなりのコトをしようって思えば、当然それなりの出費や手間ってもんは発生するわけで。
って考えれば、そりゃ当然それなりのお金を貰わなきゃならないのは当たり前。
それはそれで良いんだけどさ。
(-_-)
で、僕が違和感を感じてることって言うのは…
浮気とか、そー言うのでなく、んー…そうだ!
借金で逃げてる…って人の例が、分かりやすいかな?
(-_-)b
僕ね、
「お金を貸したはいいけど、貸した相手が逃げちゃってるから、見つけて欲しい!」
って言う問い合わせとかがあったりするとね、
「ちなみに…いくらくらい貸したんです?」
ってのを聞くわけさ。
で、色々聞いて、その貸した金額次第では、
「あのね、あなたの情報や手掛かりとかから考えると…ぶっちゃけ、○円は探すのに必要なのね。
で、あなたが貸した金額は△円。
ってことは、見つけて、取り返すことが出来ても、マイナスなんだけど。
『お金の問題じゃなく、マイナスになってもかまわない!』
って言うのなら、それならそれでいいよ。
でも…『取り返せたとしても、マイナスは嫌だなぁ…』
って言うことなら、ウチ、引き受けるべきでないと思うんだよね。」
ってコトを言うのね。
要するに、調査をするとなると、様々な出費やコストや手間ってモノが発生するんだけど。
頑張ってやろうとすればするほど、当然誰がやっても、それなりに、そー言うことにはなるのね。
でも、ここで僕が言いたいことはね、その人の本来の目的。
それが、マイナスになるようなコトになってしまったら、そんな調査は意味無いし、無用の長物だってこと。
(-.-)b
で。話は戻るけど。
「慰謝料を取って、少しでも今後の生活の足しにしたい。」
ってコトがそもそもの、目的だって人の場合。
そー言ったことを考えたら、少しでもその目的を達成するための出費は少なくなるようにしなきゃなんないわけね。
で、同時に、リターンが多くなるような状況にしなきゃなんないわけで。
って考えたら…
「リターン」-「コスト」=「残り」
この「残り」の部分がより多くなるようにするには、どーしたらいいのか。
ってコトを考えて行動したり、戦略を練って行かなきゃなんないのね。
(-.-)b
当たり前だけど。
ローコストハイリターンってのが一番いいに決まってる。
でも世の中そんな甘くは無いわけで。
(-.-)y-~~~
って考えれば、ある程度の出費ってモノは、仕方ないんだけど。
で…ここからが本題ね。
僕が違和感を感じてるって言うのは…実際、とある弁護士さんと雑談してた時に、その弁護士さんも言ってたことなんだけど。
「慰謝料とか、相手から取れる金額ってのは、何だかんだ言って、決まった額ってモノがあるんだけど。その慰謝料を取る為に、それ以上のお金を結果として依頼者に使わせてる探偵とかいたりするけど。それって、本末転倒な話だよね。」
って。
そうなのね。
僕もそれを思ってたんだよね。
実際、それなりのコトをしようとするとなると、結果として…それなりにコストとかは、かかっちゃうものなのよね。
こればっかりは、どーしようも無い話なんだよね。
(-_-)
で、しかも僕らは別にボランティアじゃないし。
それなりに生活してかなきゃなんないわけで。
ってコトは、それなりに利益を出さなきゃなんない。
当たり前だけど。
ただね、だからと言って、依頼者が、結果的には本末転倒状態になってしまうようなのは、おかしな話なわけで。
って考えれば…どんな仕事であっても、どんな会社であっても、営利目的でやってるモノだけど。
モノには限度ってモノがあると思うわけさ。
特に、そもそもの依頼者の目的とかを考えた場合…証拠を押さえたことで、結果としてプラスになるようなことにならなきゃ、どんな凄い調査結果であったとしても、
「全くもって意味無いし、無用の長物。」
だってことなわけさ。
(-.-)b
「リターン」-「コスト」=「残り」
の「リターン」と近かったり、それ以上の金額に、
「コスト」部分がなってしまったら、
「残り」の部分は、「ゼロ」もしくは、「マイナス」となってしまう。
これでは、
「慰謝料を取って、少しでも今後の生活の足しにしたい。」
って言った、依頼者の本来の目的ってモノが全然達成できていない。
ってコトは、僕からしたら…どんなにもの凄い調査結果であったとしても、
「全体を通して考えたら…ダメダメ君の結果じゃん!」
って僕は思っちゃうわけさ。
で。
「慰謝料を取って、少しでも今後の生活の足しにしたい。」
ってコトを考える人の立場で考えたとしたら、
「リターン」-「コスト」=「残り」
10-9=1
よりも、
8-6=2
の方がいいと思うのよね。
例えばさ、実際に時々ある話なんだけど。
配偶者の浮気相手が、複数だって人もいたりするのね。
で、
「お金はあまりないので、なるべく安く依頼できませんか?」
「慰謝料を取って、少しでも離婚後の生活の足しにしたい。」
「全部の相手との浮気の証拠を押さえてください!」
ってコトを言ってきたりする人たちは多いの。
でも…これは…実は…
「二兎追う者は一兎も得ず」
なんだよね。
そー言う人に対してはね、僕は…
「あの、一度弁護士さんとこに相談に行ってきな。実はかなり矛盾した要望だって分かるハズ。」
って僕言うんだ。
これ、僕に言われたことがあるって人、結構何人かいるハズなんだよね。
で、みんな弁護士さんとこに相談に行くと、やっぱり同様のコトを言われてるみたい。
どーしてかって言うとね…。
冷静に考えれば分かるハズなんだよね。
「いくら配偶者が何人もの浮気相手と浮気していようが、配偶者は一人しかいないってコトなんだよね。」
そーだなぁ…例えばね、
「旦那さんが4人の女性と浮気をしてる。」
とするよね。
で、4人の女性との浮気の証拠を抑えようって考えたら…一番効率良く押さえることが出来たとしても、
4回分の調査が必要ってコトになるよね?
ってコトは、単純計算すれば、4倍の調査料金が必要になるってこと。
(-.-)b
「コスト」の部分については、「4倍」になるけど。
でも…「リターン」部分については…「4倍にはならない」
何故かって?
だって…旦那さんは一人しかいないからね…。
(^^;)
例えば、旦那さんから3万円貰えて、それぞれの浮気相手から、1万円が貰えたとする。
で、単純計算すれば…
「(旦那さん)3万円」+「(浮気相手)1万円」×4人分=7万円
この7万円が「リターン」部分に相当するんだけど。
で、「コスト」部分…証拠を押さえる為の費用…5千円とする。
で、「(浮気相手)5千円」×4人分の証拠=2万円
この2万円が「コスト」部分に相当するのね。
で…当てはめて考えてみて。
「7万円」-「2万円」=「5万円」
これが…最終的に手にすることが出来るお金。
ってなるんだけど。
逆に、一人だけしか行わないって場合は、
「(旦那さん)3万円」+「(浮気相手)1万円」×1人分=4万円
「4万円」-「5千円」=「3万5千円」
で、単純に計算してみて、比較して考えると、確かに…
「浮気相手を押さえたら押さえただけ、手にすることが出来るお金が一見増えてる!」
ように見えるけど。
でも…これ、落とし穴がいくつもあるのね。
どの浮気相手のもが、そんなに簡単に押さえられるかどうかって言った問題と、それだけのお金を絶対に貰えるかって問題があるのさ。
(-.-)b
例えば…浮気相手が旦那さんが結婚してるコトを知らないって場合は、取りようも無いし。
(だって…ある意味、浮気相手にしても騙されてたってコトだからね。)
後は、相手がそれなりの金額を払うだけの支払い能力があるかどうかって言った問題とかがあるのね。
さすがに、
「借金をしてでも、多額な慰謝料払え!」
ってコトには、ほとんどならないのね。
ってか出来ないのが現実。
また、他にも様々な要因ってモノが、複雑に…色々…実はあるのよね。
(書ききれないので、書かないけど。)
だから、そんな単純なもんじゃないのね。
だから、ほとんどの場合、大抵弁護士さんとこに相談に行った人たちってのは、
「とりあえず、一番簡単に証拠を押さえられそうな相手か。
もしくは一番お金をそれなりに払って貰える見込みがありそうな人を一人ピックアップして、その人との浮気の証拠を押さえてもらう方がイイよ。」
ってどの人たちも言われてるみたい。
そーなんだよね。実は…
「二兎追う者は一兎も得ず」
みたいに、矛盾した要求を行ってるのと同じなのよね。
(-.-)b
で、様々な要求がある中で、逆に…
「慰謝料を取って、少しでも離婚後の生活の足しにしたい。」
みたいな、金銭部分についての優先順位は低い!
って言う人の場合は、また違ってくるんだけどね。
(-.-)
僕の得られるお金がホントは、多い方がイイに決まってるんだから。
1人分のよりも、2人分…3人分…って感じに、沢山頼まれた方が良いに決まってるんだからさ。
(-.-)
ただね、実際問題、
「リターン」-「コスト」=「残り」
の「残り」の部分を、いかに増やせることが出来るか。
ってコトが一番の優先順位だって考える人の場合はさ…。
(-_-)
まぁんなわけで。
「残り」の部分を多くすることが目的に考えてる人に取ってみたら、
「コスト」の部分は、出来る限り少なくなるようにしなきゃなんないわけで。
で、今回のタイトル…だけど。
僕ね、色んな同業者たちと話してて。
「いかに、一人の人からの売り上げを多くするか…。」
って言うのは、この業種に限った話ではなく、どの業界業種にも言えることだと思うんだけど。
でも、「リターン」部分ってモノは、誰がどー考えたって、所詮上限ってモノがあるわけで。
って考えたら、「コスト」部分は、なるべく少なくならなきゃ、そもそもの、
「その依頼者の人の目的ってモノは、全然達成できてるとは言えないわけだよね?」
違う?
って考えたらだよ、探偵に支払う部分の出費ってモノは、いかに少なくなるように…
ってトコなんじゃないのかな?
ってコトはだよ、いくらクオリティの高い内容の調査結果を得る為に、
「コスト」部分がメチャクチャ増えてしまうようなコトがあっては、結果としては意味が無いって思うのね。
高コスト無調査方法や調査機材や、人員配置。
でも…それを行わなきゃ、その結果ってモノが得られない…ってな内容の案件であるのなら、それはそれで、依頼者の人と話し合って、依頼者の許可があればいいけど。
でも、闇雲に、そこまでの高コストなことをしなくても、
同額の「リターン」が得られるだけの手立てがあるって言うことであっれば、
それならそれで、僕はそっちを選択すべきだと思うんだよね。
「残り」を少しでも多く…ってことが目的の人の場合はね。
(-.-)b
またさ、ウチ、居候系で、ヒッソリ系で…やってるのには、実はいくつか理由があるんだけど。
その逆のやり方をやろうとすると、当然だけど。
探偵事務所の出費ってモノは増えて行く一方なわけさ。
となれば…当然、その増えた分は、どこかで回収しなきゃなんなくなるのね。
で、どこで回収するかって言うと…当たり前だけど。依頼者から回収だわね。
で…色んなパターンがあるんだけど。
料金はそのまま。
もしくは下げちゃう。
しかし沢山依頼してもらう。
で、結果として、一人から貰えるお金を増やす。
で、結果として、増えた出費分を回収する。
例えば…「1回1万円」って言う料金設定のがあったとする。
でもそれを7回分契約させてしまう。
もしくは、結果としてそうなるようにしてしまう。
そーすれば、「1回1万円」×7回=7万円
で、依頼者の出費は「7万円」となるわけね。
「1回2万円」のを1~3回。
「1回3万円」のを1,2回。
の契約しかしないとか、結果的にはそうなるようにしてしまう探偵事務所があったとしたら、実は…一見すると、「1回1万円」でやってるとこの方が良心的に見えて、
逆に実態としては、その逆だよね。
(-.-)b
そー言ったやり方で、結果としては…一人の人の出費を増やす。
ってやり方もあるし、他にもね、色々な方法が沢山あるんだけど。
(ここではその他のやり方とかってのは、沢山あったり、また長々となるんで、書かないけど。)
で、僕が言いたいのはそんなことじゃないのね。
どっちにしても、結果として…
依頼者の「コスト」部分を増やして、結果として、
「残り」部分が、「ゼロ」もしくは「マイナス」になってしまうような調査って…
「何の意味があるの?」
ってトコなんだよね。
僕からしたら、無意味!存在価値無いじゃん!
って思うわけさ。
(-_-;)
「そんなこと言われたって、これだけのクオリティの高い調査をしようと思ったら…それだけのコストはかかってるんだから、その分依頼者の負担は増やしてもらわないと…。」
「これだけの事務所経費や維持費が…広告宣伝費使ってんだから、それなりには貰えるようにしないと…。」
「やっぱ、それなりの得る者が無いと…。」
等々、そりゃね、僕だって、この業界の人間だから、僕だって同じコトはいつも考えるよ。
「それなりのコトをしようって思えば、当然それなりの出費や手間ってもんは発生するわけで。
って考えれば、そりゃ当然それなりのお金を貰わなきゃならないのは当たり前。」
って、最初に書いたようにね。
でも、だからと言って、「残り」の部分が、ゼロやマイナスになってしまうようでは、
そもそもの依頼者本来の目的ってモノからしたら、ズレまくってるってコトなんだよね。
最初の方で書いた…とある弁護士さんとの雑談にあったように、本末転倒な状況に結果として陥ってしまうようでは、僕はダメだって思うのね。
物凄いコストがかかる機材や高コストとなる調査方法や、色々あるけどさ。
そりゃね、そんなこんなの目的を達成するには、どーしたってそれ以外ない!
って言う内容の人もいるよ。
でも、そーじゃなく、それ以外の方法や手立てがあるんだったら、なるべく「残り」が増える方法を選択してあげるべきじゃないのかな?
って思うしぃー。
(-.-)b
言っちゃぁ何なんだけど。
僕から言わせてみれば、「残り」の部分がより多く!
ってコトが最優先の人の場合、それを妨げるような…調査方法や高コスト機材や、高コストな事務所経営とか、高コスト体質の何とやら…
ってのは、マジ、存在意味無いって思うのよね。
それは単なる探偵サイドの言い分であったり、探偵の単なるマスターベーション以外何モノでもないってね。
(-.-)y-~~~
「こんな凄いことが出来ますよーっ!」
って言うのであっても、度を越して依頼者の負担が大きくなることに繋がってしまい、
結果として、
「コスト」の増大によって、「残り」が、ゼロやマイナスになってしまっては意味ないしぃー。。。
でしょ?
人がほとんど通らない道。
そんなトコに、土木技術の粋を使って、物凄く高コストな工事をやって、物凄い道路建設しても…
どーなのさ?
ってのと同じだよね?
でも、ウチには、一応「プレミアム料金プラン」ってモノがあるんだけど。
あれはね、
「じゃぁさ、『残り』部分は気にしない。高コストになってもかまわない!」
って人向けのなのよね。
後は…
「じゃぁさ、あんたは、そー言うのが出来ないから…んなこと言ったりしてるんでしょ?」
みたいなことを言われたりするのがシャクだから。
「コスト関係なくやっていいんだったら、コスト度外視での内容のクオリティ最優先の調査をやってやろうじゃないか!ナメんなよっ!」
って言う…まぁいわゆる、どんなやり方にも対応しようと思えば、ホントは出来なくもないんだよ。
ってコトが言いたいがために、作ったのが「プレミアム料金プラン」なのね。
(-.-)y-~~~
でも、僕はね、ハッキシ言って、こんな調査とかにお金を使うなんてのは、バカバカしいことだって思うのよね。
こんな仕事しててなんなんだけど。
だって。調査なんてことに、お金を使わずに一生を終わらせるって人たちが、この世にはいるんだよ。
それ考えたら…調査にお金を使うってコトは、人生において、余分な出費以外何物でもないしぃー。
でしょ?
(-.-)b
それ考えたらさ、本来の目的が本末転倒になるとか、どーとかって言ったこと以前に、そもそも、
なるべくそれなりの『残り』ってモノが手に入れられて、それがそれなりの金額になるコトが出来て、
そのお金を次の生活の為に役立てられるように…しないとね。
って考えたら、そりゃさ、折角調査やるんなら、僕だって、よりクオリティの高い調査を、ビシッ!っと決めて、
「どーだ!これが僕の仕事じゃ!凄いだろぉー!参ったかっ!あっはっはっ!」
ってやりたいよ。
「デーンとした事務所を構えて、お金、ウハウハ!社員並べて…。色々ハベらして…。」
ってやりたいよ。
(^^;)
でも、それを追求しすぎた結果、依頼者の本来の目的が、本末転倒状態になってしまっては、何ら意味が無いわけで。
どんな凄い仕事をしようとも、それでは…それは…「無意味」
どんな大会社になって儲けまくっても、それでは…
それは…「そんな探偵事務所って…存在意義ってあるの?」
そう。
逆に、そんな結果は、
「無意味」「無駄」「存在価値無し」
だって思うのよね。
単なる探偵サイドの言いわけや言い分にすぎなかったり、単なる探偵の自己満足でしかないと思うわけさ。
だから…
「どーしても…」
っての以外はね…。
僕はね…。
(-.-)