[4464-1] ケースバイケース IE@管理人 2008/04/20(日)19:45 修正時間切れ
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僕さ、依頼後、特に浮気調査関係の調査の後、調査結果の報告の時に、 「これ、どーやって撮ったの?」 みたいな質問とかされたりしたとき、 概略的な説明を一応はすることもあるのよ。 「今回のケースの場合、この対象者たちはこんな感じであったので。 またこの場所では、こう言った状況の場所でもあり、物理的条件と、暗さ明るさの条件、 また対象たちの歩きの角度や顔の向き方とかとかを、ラブホ迄に至る際に散々あちこち出歩いてる様子とかを見てて、 おそらくこんな感じになるであろう…って思ったので、 調査のセオリー的には通常、この角度で、この撮影体制に入るものだけど、 より顔がハッキリする様に撮影するには…って考えたら、このポジショニングで、このカメラで、この感じで撮影がベストかと思ったわけね。 ただし、この体制にも欠点はあって、この体制をとった場合…こう言うのと、こう言うのと…っていう問題も発生してしまうの。 で、その際、その問題を考慮したほうが良いかどうかってのは、 その対象の性格とか、そういうこともあるので、 調査中、あなたに電話して、今このような状況だけど、 こういうことって考えられる? って聞いたんだよ。で、あなたは、おそらくそのことについては考える必要はないと思う。 って言ったから、ならそのことについては考えずに、この角度で、この体制を思い切って行ったの。 で、結果としてはこのような映像となったわけね。」 みたいな話をすることもあるわけね。 まぁ大抵の依頼者たちは、 「なるほど。そっか…」 って感じになって、 「なんか、具体例や具体的なケースを基に、 調査の講義を受けてるみたいだよ。」 って。 しかし…最近、こう言うのやめよっかと思うこともあるのよね。 何故なら、「なら、自分でもできる!」 って思って、自分で行う人がいたりするのよね。 僕的にはどーでもいいんだけど、ハッキシ言って、 自分でやった人たちの大半の人は、あとあと… 僕に泣きに電話をしてくることがほとんど。 「あなたがやったようにやれば自分でも出来るって思ってやったらさぁ…あーっ、どーしよう…。」 みたいな電話とか、よくあるのよね。 「あのね、あれはあくまでも、あの時はそうしただけの話であって、僕…いつもいつも同じやり方をやってるわけじゃないのよ。 ケースバイケースで、常に臨機応変に対応してやってるの。たまたまあの時は、そうやっただけにすぎないし、 それにあのやり方は、さんざん場数を踏んでこないと、ハッキリ言って…そうそう簡単にはできないものだよ。 またさ、あれは僕にとってはやりやすいやり方であったとしても、僕以外の人にとっては、やりやすいやり方と言えるかは別の話。 何て言うかさぁ…あぁ〜あ…。」 何かさぁ…僕の普段の態度とか、だらだら感も影響してなのか。 こんなダラダラしたやつが、こんな感じにやって、それなりに出来ちゃうってことなら、 そのやり方を知ってしまえば、誰にでも出来るって思われちゃうみたい。 しかし…僕ね、一応、法律事務所や、老舗や大手や、あちこちの探偵事務所から、 頼まれて仕事をしてるようなやつなんですよ。 ってことは、何故わざわざ僕にそういうとこが、自分とこじゃなく、僕に頼んでくるのかってことを考えておくんなまし。 まったくもって…ダラダラ感は、今さら変えるのは無理なんで。となると…いちいち聞かれても、答えるの…やめよっかなぁ…。 あとで、泣きの電話貰っても、僕の責任じゃないのに…。 |
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