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今、テレビをつけたら、環境保護団体の人の逮捕のニュースがやってるじゃん。 どうやら、横領の証拠だ!とか言って、盗んできた来たもんを発表したのが原因らしい。 何て言うか、ダメじゃーん…。 (-_-;) よく、依頼者や相談者たちと話てると、 「盗聴だろうが、何であろうが、違法行為をしてでもなんとか!」 みたいなことを言う人たちがいたりする。 が…ハッキシ言って、コレと同じなんだよね。 要するに、いくら、「これぞ!」ってものを、入手したりしたとしても、 それを入手の仕方が、違法な手段によって、入手した場合… 全くもって、提示も発表も出来ないの。 何故なら、今回のことと同じで、もし提示や発表をしたら、 「それって、どうやって入手したわけ?どうやって撮影したわけ?」 ってなってしまい、そこで、例えば、勝手に不法侵入をして…とかとか、電波法違反をして…とかとか… そんなこんなによって、得たものだってなれば、当然… 逆に、せっかくの証拠であったとしても、その証拠云々以前の問題として、 それよりも、調査方法や撮影方法の方が、問題となってしまうわけ。 で…以前、何年か前、ある探偵業者が、浮気の証拠として、 相手女性宅(オートロックのマンション)に男性が出入りする様子を撮影しようとした際、 どーしても出入りを撮影するには、中に入って撮影する以外無いってことで、 そこに勝手に入って、撮影をして、それを提出し… 「これは、どうやって撮影したわけ?」 ってことが、出入り云々以前に問題となり、結果的には、そっちの問題で裁判となって、 証拠を押さえる側の方が、不貞行為を行っていた側から訴えられて、負けた。 ってことがあった。 それと同じ。 結局は、いくらものすごいものであっても、入手手段や撮影方法いかんでは、 全く使い物にはならないばかりか、逆にマイナス要因になってしまうの。 てことは、逆に、使えない厄介物は、無理して行ったらダメなの。 逆を言えば、証拠として使い物にならないものを、あえてリスクをおかしてまで… ってことを考えたり、やるような人は、言っちゃぁなんなんだけど、 ハッキリ言って、単なるアンポンタン以外何者でもない。 そんなことよりも、他に代わる何かを、見つける努力に専念すべきなんだよ。 |