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一瞬の場面の映像を押さえる為に… じーっととにかく同じ場所で耐える。 これが仕事なんだよね。 同業たちと話してると、 「雇ってください」 ってのが、やはり結構あるみたいだね。 しかし大概は、断ってるって感じみたい。 何故なら、とにかく… 「楽しそう」「楽そう」「面白そう」「儲かりそう」 って感じで…ってのがほとんどで、 「自分らの仕事をなんか馬鹿にされてる… って気分がして来てムカつくんだよね。」 と言う感じで、即「さよなら。」 って感じらしい。 また「とにかく尾行がしたいから…」 って理由で…ってのも多いみたい。 ハッキシ言って…本調査の中で…尾行の割合は… チョー少ない。と言うか…半分とか言う次元でもない。 とにかくひたすら張り込みあるのみ。 「聞き込みとかがしたい。」と言う人もいるけど… これは更に…尾行よりも全然少ない。 まぁ本調査の中では、大半がと言うより、ほとんどが、 ひたすら張り込みあるのみ。 暑かろうが寒かろうが…周りとかから、変な目で見られ… 警察通報される…周辺民等に、とっ捕まって、 ボコボコにされたりとかの、ギリギリまで…ひたすら…。 眠かろうが、腹減ろうが…トイレを場合によっては ひたすら我慢したり…何であろうが…。 そんな肉体と精神状態ギリギリ…ひたすら耐えて… 張り込みあるのみ…。 これが現場の実情さ。 そんなこんなの結果、ようやく、一瞬の場面を撮影。 ここまで耐えて、一瞬を撮り逃したら…目も当てられない。 どんな仕事でも、お金を貰ってやるからには、 その仕事なりの苦労はつきもの。 当たり前なんだよ。 隣の庭は良く見える。 みたいな事を言うけどさ、どんな仕事でも、仕事なんだよね。 どんな仕事も、楽なもんじゃないし、他人の仕事を、 軽く見るヤツは…どんな仕事も所詮ダメなんだよ。 |