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Q&A&etc...
(質問コーナー＆その他)--質問74--
適度＆ほどほど
ウチって、あんま広告宣伝費って使ってないし、色々営業活動って、他社と比べても、極端に少ない方だとは思うんだけど。
だからあちこちの同業たちとか、過去の依頼者たちにも、
「なんで？もっと広告宣伝やったら？」
って言われることも、しばしば。
って言うか、ものすごく言われ続けてる。
でも、相も変わらず、こんな感じ。
SEO対策の会社とかから、
「検索エンジンの上位になるように、どうですか？月々数十万使っても、浮気調査1件取れれば、すぐに元が取れるんじゃないですか？」
って言う営業の電話や、様々な看板とか、フリーペーパーとか、ネット広告の会社から、営業攻勢を同じようなうたい文句で、されまくってるが、
「ウチ、浮気調査一件受けても、結果的には何十万…って人は、滅多にいないの。マジで、滅多にね。何十万稼ごうとしたら、何件の依頼をこなさなきゃ…なんないわけ？何件もタダ働きなんてしたくないので。申し訳ないですが…」
って答えてお断りって感じで、やっぱり相も変わらず、相変わらず。
お金を使ってないから、検索してもなかなかウチは出てこない。
当然、ウチのサイトを見つけての問い合わせとかそー言うのも、少ないって感じ。
でも、やっぱり、誰にあれこれ言われようとも、相変わらず状態。
何でかって言うと、結局、ほどほど程度の仕事量がウチはいいのね。それがちょうどいいわけ。
あまりにも、数を抱え込みすぎると、結局は、「とりあえずこなす」「やっつけ仕事」「ただただたってます」って感じの
、ベルトコンベア的で、一件一件が、おざなり的な感じの仕事しか出来なくなってしまうわけね。
それでは、どーしても、自由な発想力も集中力も瞬発力も、低下の一途状態に。
ってことは、クオリティも低下すれば、ギリギリの調査も出来なくなってしまう。
これでは逆に、折角頼んでくれてる人たちに、悪い気がして仕方がない。
そー考えると、どーにもこーにも、許容量を超えるような数は抱え込みたくないわけで。
以前、警察の担当の人と話してた時、
「将来的にはもっと、沢山人を雇って規模が大きくなるように頑張りなよ。」
って言われたけど、「そー言うのは興味無い。って言うか、したくない。」
って言ったら、かなり呆れられた。
確かに、色んな人たちに、「仕事が増えれば、当然沢山人を雇ったり、大きくすればいいじゃん！」
ってなことを言われたりするけど、ウチの考えとしてはそれは違うわけさ。
色々見てて思うのは、結局のところ、許容量を超えて依頼数が増えれば…当然、さっき書いたように、一件一件がおざなり状態になったりするわけで。
僕、色んな探偵事務所や調査会社の仕事を見たりしてて、そー言った状況に陥ってしまっている…探偵事務所とかって、さんざん見てきてるわけね。
おざなりもおざなり。とにかく淡々とこなしているってことをアピールするだけの仕事ぶり。
それって…どうなのさ？って感じで。ハッキシ言って、調査対象者の素行調査ではなく、調査員の素行調査状態になってしまってる。
「言われるがまま、ウチの調査員は行ってますよ。」
って言ったことをアピールすることが、いつの間にか目的化してしまってるって感じだったり、ダラダラ感が漂った感じだったり、依頼者や相談者たちの話をもっとシッカリ聞いてさえいれば…もっとよりよい調査が出来ていたはず。
にも関わらず…その部分ですでに、おざなり状態となってしまっていたが為に…。
って感じで、とにかく薄っぺらなことだらけの数々状態。
折角の調査を、こういう状態にはしたくないわけね。
で…そこで、それなりの人数の人を雇う…って発想になれば良いかって言うと、正直、これはこれで僕的には問題があると思うのね。
結局のところ、調査って、マニュアル的なものとは違うと思うわけさ。
規模をデカくするってなると、やっぱり目が届かない部分って出てくるわけさ。
デカくなればなるほど、そー言った部分が増えていく。
実際、そー言ったことで、苦慮をしている調査会社って…多いのね。
で、マニュアル化ってものが難しいものなので、当然…調査員や相談員によって、様々なとこで、波が激しくなってしまうってことも起きてしまうわけさ。
実際、ある探偵事務所に、とある依頼が入った。延べ３日間の素行調査。
でもそれは、ちょっと難しめの案件だったわけね。
初日は、それなりの調査員がこなした。それなりにこなすことが出来た。
で、二日目は、別の調査員が同じことを行おうとしたが、全く出来なかった。
それで、依頼した人は、「初日にやった人を再度３日目に使ってよ！」
って言われたが、初日に行った調査員は…既に予定が入ってるので使うことが出来ない。残る調査員は…２日目の調査員か、それと同等のレベルの調査員しか残っていない。
実は調査会社としては、こう言った状況となるくらいなら、初日の調査員くらいのレベルの人間が、最初からいない方が好まれるわけね。逆に、２日目レベルの調査員ばかりの方がいいわけさ。
だって、最初から２日目レベルの調査しか出来なければ、
「この調査は難しいですから、仕方ないですよね。」
って、相手を納得させることもでき、更に難易度が高いってことで、調査員の追加契約も出来る可能性もあるわけで。
そう考えれば、逆にレベルの高い人間がいてしまうと、かえって邪魔な存在となってしまう。またレベルがある程度の人間となると、日当の出費も増えてしまう。
２重３重で、邪魔な存在。
最低限のことが出来る程度の、ほどほどレベルの人間が重宝がられるわけね。
（中には、逆にあえて…調査員を入れ替えしまくって…ほどほどのレベルのばかりに…って感じのことをしてるってとこもあるみたい。「調査員なんて、半年から１年くらいのが…」ってなことを言って、新人を常に…って感じでやってるとこもあるからね。どことか…ってのは言えないが、実際僕、そー言った発言を、雑談の最中に僕にしてきたとある調査関係者がいたから。）
ある種、マニュアル化は調査って難しい代りに、規模が大きくなればなるほど、目が行きとどくことが難しくなる代わりに、調査員のレベルとか、そー言ったものを均等化することによって、様々な面で、コントロールしやすくしたくなるわけさ。そう。ほどほど程度のほど、使いやすい人材は無いって感じでね。
ってことは…規模を大きくすればするほど、そー言った発想となりやすい。
この業界に限った話でも無く、どこの業界であっても、マニュアル化とか、均一化って…規模が大きくなればなるほど、そー言った必要性って…。
（逆に、それに合わなくなった人間が、独立して、フリーランス状態になったりするんだけどね。で、業者間での日当も、それなりのレベルになれば、それなりに貰えるようになるので、どこかの会社に属してるってことが、馬鹿らしくなってしまったりしてさ。
事実、僕もフリーになってからは、なる前よりも収入は上がったし、業者間での仕事でもらえる日当も、上がったからね。
当然、フリーだからって言っても、現状維持だったり、下げられるって人間もいなくはないが。）
で、話は戻って。
要するに、規模を大きくすればするほど、目が行きとどかなくなる部分も増える。
それをコントロールできるように…って考えると、正直、薄くなるわけさ。
結局、許容量を超えた仕事量…を受けまくってる状態となんら変わらなくなるわけで。
それでは折角規模を…スケールを…大きくした意味が無くなってしまう。
更に、規模が大きくなればなるほど、組織ってものがそれなりになればなるほど、ウチの最大の特徴…臨機応変さってものが失われてしまうわけね。
これでは、全くウチがウチである存在理由や意味って…なんなのさ？ってね。
だから、キャパシティーを超えるまでの仕事は欲しくない。
安さ競争…薄利多売…って言うのも、結局のところ、自らその状況に陥らせてしまう行為につながりかねない。
だから、そう言った競争にも興味はあまりないわけね。ホントはね。ウチはウチ。他は他って感じ。色んな意味でね。
って考えると…あまり有名にはなりたくない。精神的にも肉体的にも収入面でも、無理はせず、ほどほど程度の仕事量で、ごくごく普通の標準的な生活が出来る程度の収入さえあれば。
お陰様で、ウチは過去の遺産…ウチの過去の依頼者たちからの紹介とか、法律事務所の紹介だったり、知ってる同業者（同業元請け）たちからのだったり…ってのが、他社とかとは違って、あったりするので。
後は…ウチのサイトや申し訳程度のタウンページとか、何らかのカタチで、たまたま見つけて知って、ウチに頼んでみようって思った人たち。
そんな感じでので、ほどほど程度の仕事や収入ってのがありさえすればいいので。
そんなわけで、色んな広告代理店とかから、結構営業活動での電話やメールはあるけど。SEO対策うんぬん話とか。
逆に、ほどほど程度がウチにはあってるので、そんな多額の出費をしてまで、ウチのキャパを超えるようなことにはしたくない。お金をかけることで、質の低下を招く結果になんてしたくない。ってか、お金を払って質の低下をさせるって…わけわかんない。
ウチは、ひっそり＆のんびり＆自由気ままで、無理はせず。ウチに合った許容出来る範囲内で、やって行きたい。
だから、相も変わらず、相変わらずなんだよね。
無理すると、ハッキシ言って、ロクなことは無いんだよ。ほどほど＆適度が一番なんだって。調査だって、実はそれが重要。無理をした結果、台無しに。何て事はよくある話だからね。それが出来るかどうか。実はそこがポイントなんだって。
無理して、堅苦しい人間関係作ったって、余分な神経使うことで、疲れてしまって、バカバカしい。
だったら、気楽にのんびりって感じが一番。
車のハンドルだって、「あそび」って部分があるから、逆に安全運転が出来るわけで。なんだって、そんなもんじゃないのかな？
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※無理しないのが一番。
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