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Q&A&etc...
(質問コーナー＆その他)--質問69--
あるモノで
よく「調査のときに必要な機材って何ですか？」的な質問も多いけど。案外、大したものなんて無くたって十分。
僕、ホント、あちこち色んな探偵事務所の仕事とかやってるけど…機材がウリのとこや、老舗のとこや、大手とか、個人のとこ、様々だけど。ぶっちゃけ、たいしてそんな御大層なものは…(^^;)
案外、家庭用の…素人さんたちが、フツーに手に入れることが出来るもの程度のものだけで十分だよ。
って言うか、逆にそれ以上のなんて、無くたって。
確かに、僕自身は、CCDだのとか、そんなこんなの…一般の人たちが持ってないようなものとか持ってるけど。
でも…実際、そうそう使うことなんてないから。って言うか、そー言うのを持ってるとこですら、案外使ってないことの方が大半。
これが現実なのね。
って言うか、みんな、家庭用の…ってのを、馬鹿にしたらダメだよ。ホントは、家庭用の…ってものの方が使い勝手がいいのよね。
例えば…ビデオカメラ。家庭用のって…レンズ、カメラ本体、録画機能部分、電源…が、一体型状態。パソコンで言ったら、ノートパソコンみたいなもんだよね？一つの電源スイッチ入れさえすれば、すぐに使える。
が…そーじゃない撮影機材って…基本的にはバラバラ状態。レンズと、カメラ本体、録画機能部分、電源…が、全てバラバラ。ラインとかで、接続して…って感じなわけね。ある意味、自作パソコンみたいな感じ。
モニタ、キーボード、本体…それぞれ、線でつないで…また、周辺機器にはそれぞれ電源が…。って感じのと同じ。それぞれに、電源が必要。で…レンズだって、家庭用のビデオカメラって、ズームので…引いたり、望遠にしたりするだけで、ピントは自動で出来ちゃうよね？
でも…そーは行かないの。ピント合わせとか、そんなこんなも手動で行わなくちゃならない。
ハッキシ言って、とっさとっさの際の動きに合わせて…って時、こんな手間ばっかりのって…現場で実際にやってる調査員からしたら、うざったい！って感じなのね。
営業の立場の人たちからしたら、「ウチは、こんな機材がありましてねぇ…」って言ってても、現場では、よっぽどの状況ではない限り、めんどくさくって仕方無い。わけね。ぶっちゃけね。
そー考えたら、家庭用のって…使いやすさを追求して作られてるわけで。とっさの際も、十分対応力があるわけね。
あと。案外、みんな…それぞれ、隠れた機能ってものがあったりする…家庭用のカメラとかってあったりするのね。一般の人たちは、普段はあまり使う機能じゃないから、知られてなかったりとかあるかもだけど。
そー言った隠れた機能を使っての撮影方法とか、それなりの撮影テクニックとか、そー言ったことが出来れば、別に大した機材は無くたって、案外ある程度は結構いけるもんだよ。
とは言いつつ…仲間たちに言わせてみれば、僕は、結構な数、撮影機材持ってる方ではあるけどね…
(^^;)
あとね、これいっちゃうと…ウチの秘密…的なモノでもあるんだけど。ってか、別に秘密でも何でもないんだけど。
浮気の証拠収集の調査にでもだし、身元調査や、所在調査…とかでも、応用のきく考え方なんだけど。
要は、小学校だったか、中学校だったか…忘れたけど。算数か数学で、「証明の問題」ってなかった？
その考えの応用…。さらに言えば、「連立方程式」を使っての…「証明の問題」を解く。
この発想で、今行おうとしてる調査ってものを…遠くから眺めて考えてみる。
で…連立方程式をつかって、証明の問題を解くみたいな感じで、証拠収集をしたり、目的のものを突き止める。とかさ…。
何て言うのかなぁ…。
例えば、ヒント的なものとして。
「Ａ＝Ｂ」ってことを証明したいとする。
しかし、直接的に、「Ａ＝Ｂ」ってものは難しい…。
って言うのなら、どーいうことなら簡単そうかってことを考えてみるわけさ。今ある中で。
で…ふと、「Ａ＝Ｃ」なら…なとかなりそう。
あっ、「Ｄ＝Ｂ」も、何とか出来そう。
それに、「Ｃ＝Ｄ」も、出来なくもないな。
ってなれば…「Ａ＝Ｃ」、「Ｃ＝Ｄ」、「Ｄ＝Ｂ」…
それぞれを示すことが出来るものさえ何とか手に入れられれば…
「Ａ＝Ｃ＝Ｄ＝Ｂ」ってなるよね？ってことは…
誰がどー考えても、状況証拠…常識的に考えれば…
「Ａ＝Ｂ」…ってことだよね？って出来るかと。
とにかく「Ａ＝Ｂ」じゃなきゃ！
って感じに、直接的なことばかりに固執しなくても、一見遠回りに見えるやり方。でもそっちの方が、楽であったり、手っ取り早い手立てであるのなら、そう言った方法だってありって言えないかね？
そう。所在や行方や身元でも、この考え方って使えるし。
浮気の証拠収集の際も、この考え方って使えるはず。
ってことは…この発想を取り入れての…撮影の仕方とか、そう言ったことを…すればいいってこと。
冷静になって、視野を広げて、連立方程式をつかって、証明問題を解く…って感じでさ。
それも、今あるものや、今あるだけの情報や手がかりを使ってね。
で、色々考えた末、どーしても、足りない部分がある。ミッシングリンク部分が…ってなれば、そこでようやく、補うためのものを用意する。
そんな感じかな…。
もっと柔軟に、固定概念捨てて、視野を広げて…ってことをしないとね…。
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※そんな感じかな…
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