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Q&A&etc... (質問コーナー&その他)--質問157--
張りぼてと言えば…(2)
これは…2011年08月21日(日)当時、掲示板(「アイス・ブルー!管理人の諦 めがカンジン」)に書いたモ ノを、多少変えたりしたモノです。


半年以上前に言ってたコトが…
(これを書いた時は…2011年08月21日です。)


今年(2011年当時)の初めくらいに、この業界で唯一の公益法人って言うか、社団法人である、日本調査業協会の会員業者数が、今年の春くらいか ら激減…
って感じになる…みたいな旨の事を、予言的な感じに、ココに書いたと思うんだけど。

実際、僕が書いた通り、今年(2011年当時)の春くらいから、順々に全国的に減って行ってて…気が付けば、この業界の業者の10分の1くらいし か、加盟してない状態になってしまってるかと。

残りの9割くらいの業者は、自分たち親しい仲間同士で、新たな協会やグループを作っていたり、自分だけの協会を作っていたり、フランチャイズに 入ってるってことで、それ以上どこかの協会に入らないとか…そもそもどこの協会にも入らないって状態だったり。

って言うか、こーなる事は、前々から想定されてて分かってた話だろ思うんだ。

探偵業法が出来る前は、何らかの世間的に認めて貰える番号みたいなものと言えば…

「社団法人の番号を持ってるかどうか。」

って感じだったんだけど。

しかし今は、探偵業法が出来て、

「公安委員会の番号を持ってるかどうか。」

ここがポイントって状態なわけで。

って考えれば、単に毎年、お金と義務ばかりを求めてくるだけで、それ以外のメリットってモノが得られても来なかった…

協会ってモノ自体に、改めてお金と義務を求められ続ける事に…

「何の意味があるん?」

って思って、退会して行く業者が増えるのは当たり前の話なわけで。

元々、聞くところによると、協会に入ってる業者自体が、協会自体に対し、不信感を持ってる業者が多かったらしい。

で、そこにきての探偵業法の成立施行…。

ってなれば、これを機会に、辞める業者が増えるに決まってるわけで。

って考えれば、こうなって行くのは、目に見えてた話だわね。

で…最初に、一気に減った時期として…業法が出来た時。

(とは言え、一時的に…逆に、探偵業法が成立ってコトになった時には、探偵業法に関する情報が欲しくて…
それならと協会に加盟しようと考える業者が増えた時期もあったんだけど。
加盟してみたところで、思った以上の情報が得られるわけも無く、特に何らかのメリットが入って無くても感じられず…
落胆が多くて、余計に…去っていく業者が…。)

で、今年(2011年当時)の春ごろに、今までのコトの不満を持った業者が…また更に、どっと。

「探偵業務認定試験」なんて、法律とかそー言うのとは全く関係ない制度。

(社団法人の協会以外にも、わけが分からない資格商法やったりしてる任意団体や協会があったりするけど。
基本、自分たちで勝手に協会作って、勝手に資格を作って、勝手に

「自分は(探偵の)資格保持者だ!」

と言ってるだけに過ぎないの。

まさに、自作自演…だよね?

平気で自作自演に加担してるような探偵事務所なんて…

調査結果等にも、自作自演をしでかしてる(しでかす)んじゃ?

って依頼を考える一般人に、不審がられたりする…
って言う考えにはならないのかね?)

単なる協会が探偵業者から新たに、金を集める為に作った仕組み。

こんな事を考えて…加盟業者も含め、色んなトコから、更に金を集める事ばっかりで、何らメリットなんてものが無いといなれば、法律で、協会に入っ てなきゃならないって決まりも無いって考えれば…

アホらしくなって、退会してく業者が増えるのは当たり前だわね。

だから、以前書いたように…どんどん、今年の春になって、順々に、退会業者が出てしまい、今では…全業者中、1割程度の会員数に。

僕が、今年(2011年当時)の初め頃に、書いてた通りになった…って感じだよね?

でもね、僕が色々聞いてる感じからすると、まだ…減っていくみたいな予感が…。

だって…でもって、この不況と震災…。

更に、お金と義務ばっかり求めてきて、何か仕事が本部から回ってくるってコトも無いし…情報や知識が回ってくることも滅多にないし。

これじゃぁ何も入ってる意味無いって思う業者が増えるのは当たり前。

ってか、廃業考えてる業者だって、不況と震災で、チラホラある状態で、こんな出費を余分と考えない業者は…少ないんじゃ?

(実際、あれから数年…気がつけば、親しかったり知ってる探偵事務所、いくつも廃業してるって感じだしぃー。)

要は、社団法人にしろ何にしろ、

「表面的な見てくれ的な肩書ってモノ自体に、何も価値を見いだしたり、求めてる事をやってる 様な人達は古いし、今や、そんな時代じゃない。」

って事なんだよね。

シッカリしてそうだってモノが、ホントにしっかりしてるかって言うと…

どーなんだろね?

みんなさ、張りぼてや、張り子を見て判断してた人達が多かったけど、今はそんな、みてくれで選ぶような人ってのは…年寄りたちで、今の人達は、そ んなブランドとかは関係なく選ぶ時代なんだって事だわね。

だから…協会の肩書ってモノに、魅力を持てなくなった業者が増えたって事だわね。


とは言っても…実情を色々知ってしまえば、バカバカしく思える者であっても、外部の一般の人達からしたら、そさ気な判断基準の一つにもなっていた りするコトもあったりして。

実際、以前ウチも加盟していた時は、こんなフザケた感じであっても、協会加盟してるってだけで、

「安心感があったから、依頼するコトに決めた…」

って人もチラホラいたからね。

しかし…協会に加盟していても、依頼人とのトラブル抱えてるコトが、日常茶飯事で…協会内の他業者から色々クレームが入ってるコトを指摘したりし ても、協会内での立場が強くて、聞き入れないで…
って言う業者もチラホラ…
って話も、協会内にいた時に、色々話は回ってきてたので、協会に所属してるコトの安心感の意味なんて…って僕は思うけどね。

結局さ、知名度や肩書とかってのも、所詮…。

※張りぼてっと言うか、上っ面だけと言うか、外面だけ…と言うか…。


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